お盆にお墓参りをしないと罰が当たる?帰省できない人はどうなるの? | 気になる事な~んでもすぐ分かる辞典ブログ♪

公開日 : 2019年6月12日 / 更新日 : 2019年6月9日

毎年やってくるお盆。

みなさんはお盆中にきちんと墓参りをしていますか?

お嫁さんの場合、夫側の墓参りに行くには遠い、行きたくないなどの理由でなかなか行っていないという方もいると思います。

そんなときに、

「墓参りしないと罰が当たるの?」と、ちょっと不安になりますよね。

今回は、お盆中に墓参りをしない場合、罰が当たるのか行けないと非常識なのかなどを書いて行きたいと思います。

お盆にお墓参りをしないと罰が当たる?お盆中田舎に帰れない場合は?

お盆に墓参りをしないと罰が当たると信じている方が多くいると思います。

ですが、「罰が当たる」と思っているよりも、お墓に行けば亡くなったご先祖様に会えると思うとなんだか精神的に安定しませんか?

ご先祖様と言えば少し遠い感じがしますが、よく考えると直近の身内なんです。

亡くなった身内、ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、墓参りをすると故人を思い出すことで供養になる
と思います。

ですので、墓参りをしないと必ず罰が当たるとは証明できません。

気持ちの問題ですね!!

感謝の気持ちを忘れず、しっかりと見つめることができるのであれば自然と良縁や良いこと、お嫁さんだと夫側の家族とうまくいくのではないかなと思います。

そもそも、なんで墓参りをしないと罰が当たるとなるのでしょうか?

人間は、謙虚さをすぐに失ってしまったり、イヤな態度を表に出してしまったりとイヤな態度をとることもあるでしょう。

このような態度を見直す機会は、日常生活でなかなか無いものです。

そのようなとき、墓参りをして手を合わせることでご先祖様や故人のことを思いだし、心が洗い流される感じや、謙虚な気持ちになるものです。

墓参りは自分の態度を見直す機会になっていることで、墓参りを疎かにしてしまうと「罰が当たる」となり、それが「墓参りしない=罰が当たる」になって広まっていったと考えられます。

どうしても墓参りに行けないという方もいるでしょうが、毎年行けなくても2年に1回は時間をしっかり管理して墓参りに行ってほしいなと思います。

お盆期間中にお墓参りに行く意味は?お墓参りに行かないと非常識?

お盆に墓参りに行く意味を知っていますか?

そもそも、お盆中は先祖が現世に戻ってくると言われているのに、

「お墓に行っても先祖が居ないから意味がないんじゃないか」
「わざわざお墓に行かなくても良いのではないか」

と、思っている方も多いと思います。

確かに、お盆中は先祖が戻ってくるので、お墓に行っても意味が無いように思えますが、そもそも先祖はお墓にじっと居るわけではありませんし、お墓に手を合わせるだけに行くのではなく、お墓に行くことが大事なのです。

地域や宗教によって考え方が異なってきますが、思想が強い地域では墓参りに行くことによって、極楽浄土に行きやすくなると考えられています。

自分が亡くなったときに極楽浄土へ行けると考えられることから、墓参りはとても大切なことだと思われているのです。

また、墓参りに行く意味として様々な考え方がありますが、墓参りで大切なのは

  • 先祖を思う気持ち
  • お墓まわりの茂った草をすっきりさせてあげたいという気持ち
  • 暑いだろうから冷たい水をかけてあげたという気持ち

だと思います。

次に、「墓参りをしないと非常識」という問題ですが、「墓参りしない=非常識」ではありません。

毎年墓参りを欠かさない方にとっては、非常識と思ってしまうこともあると思いますが、強制で墓参りをしなくてはいけないというのが無いので、実際には墓参りをしてもしなくても自由なのです。

ですが、「面倒だから行きたくない」だけで毎年墓参りをしないと言う方の場合、いくら墓参りはしてもしなくても良いとなっていますが、1年に1回は行った方が良いのではないのかな…と個人的に思います。

罰が当たるというわけではないのですが、「もし自分が墓に眠っていたら…」と考えると墓参りに来てくれないとちょっとさみしいですよね?

お盆参りに行かない人いる?お盆参りをする人としない人の理由まとめ

では、最後にお盆中に墓参りをする方、しない方の理由についてまとめてみようと思います。

【墓参りをする方の理由まとめ】

  • 日ごろの感謝を伝えるため
  • 先祖の霊を迎えにいくため
  • 先祖を供養するため
  • 家族が行くから付いて行く
  • 夫側の人間関係を悪くしないため

などの理由で墓参りに行くという方が多かったです。

この中でも最も多かったのは「先祖に日ごろの感謝を伝えるため」と「供養するため」でした。

また、お嫁さんたちは、夫側の人間関係を悪くしたくないので無理をしてでも毎年墓参りには行っているという方も意外と多く見受けられました。

墓参りに行っている方の特徴として、

  • 先祖に感謝している
  • 伝統的な行事をしっかり行っている
  • 平穏を保ちたい

という方が多いように感じました。

【墓参りをしない方の理由まとめ】

反対に、墓参りをしない方の理由は、

  • 仕事が忙しい
  • 人がたくさん集まるので面倒
  • お墓の場所を知らない
  • 墓参りをする習慣がない

などの理由でした。

お盆期間中は、連休になる方もいる一方、飲食店やスーパーなどに勤めている方は、なかなか休みが取れる状況ではありません。

また、お盆期間中はどこにいっても混んでいますし、夫の実家にはいとこや親せきがたくさん集まることもあるでしょう。

そうなると「疲れそう」「大変そう」
などの理由から墓参りに行かないという意見もありました。

さらに、両親と幼い頃に離別したなどの理由からお墓の場所を知らないという方や、 「墓参りをしたからって何が変わるの?」 「墓参りは不要」

と考えている方もいます。

個人の感想ですが、墓参りをしない方には、墓参りをすることに意味を見いだせないという実利主義の方が多いように感じました。

まとめ

今回は、お盆にお墓参りをしないと罰が当たる?お盆中田舎に帰れない場合は?について紹介しました。

お嫁さんの立場から言えば、お盆は精神的に疲れる行事の1つですよね?

ですが「毎年欠かさず墓参りに行っている」というお嫁さんが意外と多くいて、とても偉いなと感心します。

私も小さいころは祖母に「墓参りしないと罰が当たる」と言われてました。

ですので、今でも何となく墓参りに行かないとそわそわします(笑)

墓参りに行かないと「罰が当たる」「非常識」は、個人個人の考え方なので、必ずしもそうではないです。

何年も墓参りに行っていない方は、今年行ってみても良いのではないでしょうか?

もしかしたら何かが変わるかもしれませんよ?

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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