公開日 : 2019年10月9日 / 更新日 : 2019年10月16日
12月の一大イベントといえば、クリスマスですよね。
キラキラ輝くイルミネーションや可愛いオーナメントのついたクリスマスツリー、豪華なホールのクリスマスケーキ、明るくポップなクリスマスソング。
子どもから大人まで、いくつになっても、クリスマスはわくわく楽しみになっちゃいますよね。
目に入れても痛くない、可愛くてたまらない孫からクリスマスカードなんてもらえたら、おじいちゃんやおばあちゃんは大喜びですよね。
心のこもった素敵なクリスマスカードを送って、寒い冬でも心はポカポカにしてあげちゃいましょう。
というわけで今回は、クリスマスカードを高齢者の方へ送る人向けにおススメの例文やNGワード、注意点など、下記のようにまとめてみました。
おじいちゃんやおばあちゃんに初めてクリスマスカードを送るときなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- クリスマスカードのメッセージを高齢者に送りたい!喜ばれる例文は?
- クリスマスカードをおじいちゃんやおばあちゃんに送る時に気を付けることは?
- クリスマスプレゼントをおじいちゃんやおばあちゃんに贈るなら何がおススメ?
- クリスマスカードを買うなら、100円ショップがおススメ
クリスマスカードのメッセージを高齢者に送りたい!喜ばれる例文は?
せっかく送るクリスマスカード。 喜んでもらいたいけれど、何を書いたらいいやら…。 普段書きなれていないと悩んでしまいますよね。
最初にお伝えした通り、一言二言書いてあれば十分なんです。
大切なのは、クリスマスカードを送ることです。 だって、クリスマスっていう大事なイベントの時に、孫が自分のことを思い出してくれて、わざわざメッセージまで書いてくれた! その気持ちがおじいちゃんやおばあちゃんにとっては、何よりも嬉しいんですもん。 だから、そんなに内容を硬くする必要も、無理に長く書く必要もありません。 気楽に一言、二言でもいいので、子どもの字で書いてもらえるのが一番!
最高のクリスマスプレゼントになりますよね。
それでも、全く内容が思い浮かばない…。
何て書けばいいのか不安…。
そんなあなた向けに、メッセージの例文をいくつか考えてみましたので、よかったら参考にしてみてくださいね。
実家で暮らすおじいちゃん、おばあちゃん向け
まず、実家で暮らすおじいちゃんやおばあちゃん向けのメッセージの例文です。
例文1
メリークリスマス! ぼくは(わたしは)サンタさんに○○をお願いしたんだよ。
お正月はパパとママと一緒に、おじいちゃんとおばあちゃんに会いに行くからね。
例文2
メリークリスマス! ママからおじいちゃんは将棋が得意だって聞いたよ。
お正月に一緒にやろうね。
例文3
メリークリスマス! わたしは(ぼくは)ピアノ(習い事)を習い始めたんだよ。
今度、発表会(大会)にも出るから、見に来てね。
施設で暮らすおじいちゃん、おばあちゃん向け
次に老人ホームなど施設で暮らすおじいちゃんやおばあちゃん向けのメッセージの例文です。
例文1
メリークリスマス! 東京(住んでいる地域)はまだ雪が降っていないけど、おじいちゃん(おばあちゃん)のところはもう降ってる?
寒いから、風邪を引かないように気を付けてね。
例文2
メリークリスマス! ぼくは(わたしは)もうすぐ小学生(中学生)になるよ。
小学生になったら、○○をするんだ。
例文2
メリークリスマス! おじいちゃん(おばあちゃん)大好きだよ。
年賀状も書くから楽しみに待っていてね。
共通の書くときのポイント
クリスマスカードに書くメッセージの例文を6つ挙げてみましたが、どうでしょうか? ピンとくるものはありましたか?
自宅で暮らすおじいちゃんやおばあちゃんにも、施設で暮らすおじいちゃんやおばあちゃんにも共通して言えるポイントは、話題を作ってあげることです。
孫からクリスマスカードが届いたら、きっと電話やお手紙ですぐにお返事をしたい!と思うおじいちゃんやおばあちゃんが多いですよね。 こちらが何て書けばいいか悩んだのと同じように、きっとおじいちゃんやおばあちゃんだってしばらくぶりの孫に、どうお返事を書いたらいいか、内容を考えてしまうもの。 おじいちゃんやおばあちゃんに伝わりそうな話なら、自分のことでも、おじいちゃんやおばあちゃんのことでも、周りの家族のことでも、何でもいいんです。
共通の話題として一言だけでも書き添えてあげると、おじいちゃんやおばあちゃんもお返事も書きやすいですし、しばらく経ってからも「この前のお手紙では○○って言っていたけど、今はどう?」なんて話が膨らみやすいですよね。
自宅で暮らすおじいちゃん、おばあちゃん向けのポイント
自宅で自立して住んでいるおじいちゃんやおばあちゃんなら、お家に会いに行ったり、遊びに来てもらったりと、会う機会も比較的多くあることが多いですよね。
その場合には、一緒に遊ぶなり、晴れ姿を見てもらうなり、次に会えたときに一緒にすることのイメージを連想させてあげる内容がおススメです。
そうするとおじいちゃんやおばあちゃんにとっても、次の約束がより楽しみに、待ち遠しくなっちゃうと思いませんか?
施設で暮らすおじいちゃん、おばあちゃん向けのポイント
施設で暮らしている場合、面会時間や施設の場所、おじいちゃんやおばあちゃんの容態によっては、なかなか会いに行けないケースもあるかもしれません。
その場合は、こちらの近況を報告するだけに留めたり、おじいちゃんやおばあちゃんの体調を気遣う内容にしたりするのが無難ですね。
反対に施設にいたとしても、すぐに会いに行く予定がある場合には、自宅で暮らすおじいちゃんやおばあちゃん向けと同様に、次の約束を連想させると喜ばれるのではないでしょうか。
クリスマスカードをおじいちゃんやおばあちゃんに送る時に気を付けることは?
例文やおススメポイントは先にご案内しましたが、お子さんがおじいちゃんやおばあちゃんのことを思って、一生懸命書いてくれたことなら、この通りでなくて全く構いません。 むしろオリジナルの方が絶対いいので、あくまで参考程度にしてください。 早速クリスマスカードを書いてほしいんですが、その前に!
せっかく送るクリスマスカードが大失敗…。なんてことにならないために、これからお伝えする5つのポイントだけおさえておいてくださいね。
NGワードが2つ
お父さんやお母さんならOKでも、出す相手がおじいちゃんやおばあちゃんといった高齢者の場合にだけ避けた方がいいNGワードが2つあります。
いつまでも元気でいてね
いい言葉だと思いますよね。 私も自分の祖母によく手紙を書くときに書いていました。 どこがいけないの?って思いますよね。 でも、おじいちゃんやおばあちゃんくらいの年齢になると程度の差こそあれ、どこかしらに病気をもっていたり、足腰が不自由になっていたりするもの。
今つらいと思っているおじいちゃんやおばあちゃんにとっては、今元気じゃないのにこれからも元気でなんていられるか!と思わせてしまうかもしれません。
長生きしてね
こちらも一見いい言葉に思えますが、人によってはもう十分長生きしている!余計なお世話!とカチンときてしまう方もいるようです。 「元気でいてね」も「長生きしてね」も、自宅で暮らすおじいちゃんやおばあちゃんよりも、施設で暮らすおじいちゃんやおばあちゃんにとっての方が特にデリケートな内容かもしれません。
もし、どうしても「元気でいてほしい」というメッセージを伝えたいなら、季節的なものがおススメです。
- 寒くなってきたから、風邪を引かないように気を付けてね。
- インフルエンザが流行って学級閉鎖になったよ。おじいちゃん(おばあちゃん)も気を付けてね。
こんな風に風邪やインフルエンザといった季節的なものなら、おじいちゃんやおばあちゃんに限ったことではないので、抵抗なく受け止めてもらえるのではないでしょうか。
文字は大きく、濃く、はっきりと
書くときに一番大事なことです。 年をとると老眼鏡をしていても、文字がぼやけてどうしても読みにくくなるそうです。 実家の母も、新聞やテレビの画面の文字が見えにくくなった…と、常々ちょっぴり残念そうにしょんぼりと話しています。 小さい子の練習中の文字は、とっても可愛い! けれど、正直ちょっと読みづらいんですよね。 せっかく頑張って書いたのに、読めないんじゃ書いたお子さんも、もらったおじいちゃんとおばあちゃんも、どっちもガッカリしちゃいますよね。
なので、書くときは出来るだけ字は大きく、濃く、はっきりと書くように意識してあげてください。
どうしても読めない場合だけ、親がフォロー
お子さんの年齢にもよると思うんですが、親の自分は読めるけれど、どうしても他の人からは読めない、そんな練習真っ最中な字のときって、みんな絶対ありますよね。 そういう時期に限っては、お父さん、お母さんがお手伝いしてあげましょう。 でも、もちろんクリスマスカードのメッセージ自体は、子どもに書いてもらってくださいね。
クリスマスカードの裏面でも、余白でも、別の紙にメモ書きでもいいので、せっかく書いたメッセージが無駄にならないようにそっとフォローしてあげるといいですね。
どんなに下手でも、書けるなら代筆はせずに、子どもに一生懸命書いてもらうことを強くおススメします。 だって、子どもの下手っぴな字なんて、今しか見られません。
子どもってなんでもそうですよね。
出来なかったこと、下手だったことを、ほんの一瞬でいとも簡単に乗り越えていくんです。 今はぐちゃぐちゃに見える字も、あと数か月もしたら、別人みたいに上手になってしまいますよね。 おじいちゃんとおばあちゃんにも、字のきれいさ一つでも、成長を感じさせてあげられます。
それに自分で書いてもらった方がおじいちゃんやおばあちゃんへの思いも伝わると思いませんか?
クリスマスに遅れない!
書き終えたら、出すタイミングにも気を付けてくださいね。
特に高齢者の方は、遅れることを嫌う方が多いです。 せっかくクリスマスカードを送っても、クリスマスが過ぎてから届くと「何だ?今ごろ」なんて言われかねません。 遅れずに、忘れずに、投函しましょう! かと言って早すぎても、あまりThanksgivingの浸透していない日本では、季節外れと思われてしまうかもしれませんよね。
日本国内なら普通郵便でも数日中には届くので、早くとも12月に入ってからにしましょう。
ベストタイミングを狙うならば、おじいちゃんやおばあちゃんのところにクリスマス1週間前~数日前に届くように、12月20日前後に投函するのがベストではないでしょうか。
送るなら両家に
両家ともおじいちゃんやおばあちゃんが元気な場合、クリスマスカードも必ずどちらにも送りましょう。 意外と私たちの知らないところでお中元やお歳暮のやり取りやらで、親同士は連絡を取っていることも多いんです。 そんなときに悪気なくうっかり孫からもらったクリスマスカードの話を嬉しそうに話して、電話の相手がもらっていなかったとしたら…。
ちょっと想像しただけで、気まず~い雰囲気なのが分かりますよね。
いっぱい書くのが大変なら、おじいちゃんとおばあちゃんへセットで書いてももちろんOKです。
後々気まずい思いをしないためにも、クリスマスカードを送るときには片方の実家だけでなく両家ともに送ってあげるようにしてくださいね。
クリスマスプレゼントをおじいちゃんやおばあちゃんに贈るなら何がおススメ?
クリスマスカードだけじゃ味気ないから、何か形に残るものも一緒にプレゼントしたい! そう思う方もきっといますよね。
そんなときは、ちょっとしたプチギフトがおススメです。
おじいちゃんやおばあちゃんはお金にも時間にもゆとりがある方が多いですよね。
だから、正直なところ欲しいものは自分で買えるし、きっともう持っているんです。
なので、高いものなんていりません。
おじいちゃんやおばあちゃんのことを想って、それこそお子さんの自分のお小遣いで買えるくらいの値段のもので十分です。
じゃあ具体的にどんなものがいいのか?
いくつか候補をあげてみますので、おじいちゃんやおばあちゃんのお好みのものを思い浮かべてみてくださいね。
手作りのもの
一番喜ばれるのはお子さんからの手作りのプレゼントではないでしょうか。 今の時代、お金をかければいろんなものが簡単にすぐに手に入ります。 でも、大好きな孫の手作りのものは、どうしたって買えませんよね。
例えば…
- 似顔絵
- 最近の写真
- 折り紙で作った工作
- 手形、足形
- アクアビーズやプラバンで作ったキーホルダー
- ビーズで作った指輪やブレスレット などなど。
もちろん上手に出来なくてもいいんです。 おじいちゃんやおばあちゃんのためにお子さんが一生懸命に作ってくれたものなら、何だって喜んでくれるはずです。 ただ、施設で暮らすおじいちゃんやおばあちゃんの場合は、置き場所を取らないものにするのがおススメです。
施設のなかでは個人スペースも限られていることも多いので、かさばらない小物にした方が無難ですね。
お気に入りのお菓子やコーヒーやお茶
おじいちゃんやおばあちゃんがお気に入りのお菓子や飲み物もおススメです。 消耗品なので場所をとることもありませんし、値が張るものでもないので、気を遣わせる心配もありません。 おじいちゃんやおばあちゃんのお気に入りのものをプレゼントできると、選ぶときにも自分のことを思い出してくれたんだな~というあなたの気持ちが伝わります。 そうするといずれ消えてなくなってしまう消耗品のプレゼントでも、きっとより温かみのあるプレゼントになりますよね。 クリスマスシーズンにお店に行くと、パッケージもクリスマス限定の可愛いものがたくさん並んでいます。
クリスマスカードに合わせて、ギフトもクリスマス仕様の可愛いデザインのものにするとぐっと雰囲気が出ますよね。
趣味のもの
おじいちゃんやおばあちゃんの趣味に関連する実用的なものをプレゼントするのもいいですね。
例えばこんなものです。
- ゴルフ好きのおじいちゃんなら、ゴルフボール
- 手芸好きのおばあちゃんなら、手芸糸
- 園芸好きのおじいちゃんなら、お花や野菜の種
- おしゃれなおばあちゃんなら、ハンカチ
どれもそんなに高くなく、いくつあっても困らないようなものですよね。
実用的で普段使いしやすいものの方が実際にすぐに使ってもらえるので、おススメです。
折り紙や切り絵
時間がたっぷりあるおじいちゃんやおばあちゃんへ暇つぶしのツールをプレゼントするのもおススメです。 手先を使う作業は、脳トレになってボケ防止にもなります(笑)
会えるタイミングがあるなら、プレゼントした折り紙や切り絵で一緒に遊んでもいいですね。
クリスマスカードを買うなら、100円ショップがおススメ
お子さんに書いてもらうクリスマスカードは、100円ショップで買うのがおススメです。 ハロウィーンが終わって11月になるとお店は一足先にクリスマス仕様に! そうするとデザインも、サイズもバリエーション豊かに、毎年たくさん並びます。 何よりも100円ショップは可愛いだけじゃなく、お手頃なのが嬉しいですよね。
「上手に書けなかったから書き直したい!」ってお子さんにもし言われても、100円ショップのクリスマスカードなら、すぐ買えるし安いから惜しみなく買いに行けますよね。
THEクリスマス!なクリスマスカードもおススメですし、おじいちゃんやおばあちゃんに送るならもう1つおススメなのが写真の入る色紙タイプのメッセージカードです。 子どもってあっという間に大きくなりますよね。
可愛くてたまらない、今の孫の姿をぜひ写真つきで見せてあげましょう。
クリスマスらしさがほしいなら、100円ショップで一緒にクリスマスの絵柄のシールを買って、お子さんにデコレーションしてもらえば、立派なクリスマスカードに早変わり!
わが家はよく父の日や母の日、おじいちゃんやおばあちゃんのお誕生日のときにも、この写真入れ付きのメッセージカードを送っているんです。
毎回同じで芸がないかな~と思いつつも、その時どきの子どもの姿が見られるのが嬉しいようで、毎回どちらのおじいちゃんやおばあちゃんにも好評で、ぜひ今後も続けてほしいとリクエストされています(笑)
クリスマスカードのついでにラッピンググッズも
クリスマスカードを買いに行くついでに、ラッピンググッズや送るときの封筒も一緒に揃えちゃいましょう。 100円ショップでは、シーズン問わず巾着タイプのラッピングバックや包装紙、リボンなどたくさんありますが、クリスマスシーズンは特に種類も多く売り出しています。 簡単にラッピングできるように工夫されているものも多いので、プチギフトを一緒にプレゼントする場合には、ぜひひと手間かけてラッピングを! 手作りの壊れやすいものを送る場合は、中にプチプチの緩衝剤つきの封筒だと安心です。
サイズにもよりけりですが、2枚で100円だったりするので、お得ですよね。
まとめ
今回は、高齢者の方へ送るクリスマスカードをテーマにご紹介しました。 参考になる情報はあったでしょうか? うちの子の保育園でも年長さんのクラスの子が全員で、毎年敬老の日にご近所の老人ホームへ訪問して、手作りの製作のプレゼントをしています。 毎年心から喜んでもらえて、なかには涙を流される高齢者の方もいると先生から聞きました。
見ず知らずの子にもらったものでも、そんなに喜んでもらえるんだから、実の孫からもらえたらもっともっと嬉しいはずですよね。
今、日本では核家族が多いので、おじいちゃんやおばあちゃんと離れて暮らしているお家も多いですよね。 なかなか会えないおじいちゃんやおばあちゃんに、日ごろの感謝も込めてクリスマスカードを送りませんか? 普段ならいざ手紙を書こう!なんて思っても、出すタイミングも難しかったり、何を書いていいやら悩んでしまったりして、なかなか出せないことも多いですよね。 でも、可愛いデザインのクリスマスカードなら、一言二言メッセージを書ければ十分。 タイミングを推し量る必要もありません。
クリスマスだからこそ、出来る技です。
体の芯から冷え込む年の瀬の思いがけないプレゼントに、きっとおじいちゃんもおばあちゃんもほっこりと胸が温まりますね。 ご長寿の方が増えてきたとはいえ、心身ともに健康でいてくれるのは、もしかしたらそう長くないかもしれません。 親孝行できるのもおじいちゃんやおばあちゃんが元気なうちです。 子どもたちにとっても、おじいちゃんとおばあちゃんは、お父さんとお母さんともまた違う心のよりどころの一つ、大切な存在ですよね。
だからこそ、お子さんに協力してもらって、おじいちゃんとおばあちゃんに今年は素敵なクリスマスカードを届けて、心温まるクリスマスを迎えてもらいましょう。
そして、どうぞご家族でよいお年をお迎えください。