公開日 : 2019年6月4日 / 更新日 : 2019年6月16日
中学生になってもありますよ、夏休みの宿題。
小学生と違い、難しい年ごろ。
思春期の子どもに「宿題をしなさい」ということは、なかなか大変だと思います。
小学校よりも、高校入試に繋がる内申点が気になる中学生。
提出物って大事なんですよね・・・
わたしは塾講師をしているのですが、夏休みになるとお母さんから、宿題についての相談をよく受けます。 そんなお母さんに、我が家が取り組んでいる「夏休みの宿題を早く終わらせる方法」話しています。
特別なことはないので、再現性はあると思うので参考にしてください。
夏休みの宿題を早く終わらせる方法や計画は?中学生向け
スマホ、ゲーム、YouTube・・・
中学生でスマホを持っていない子どもの方が少なくなってきましたよね。
夏休みは、朝早く起きなくてもいいから夜更かしをしてしまいがちです。
YouTubeをひたすら見て寝不足! 友だちとグループチャット通信でゲーム三昧!
インターネット楽しい!
こんな子どもがとても増えました。
ますます宿題が遠のきますよね。
いくつであっても、生活リズムは大事なんです。
自由にスマホを使う代わりに、規則正しい生活をしないと取り上げる。
我が家の決まりであり、ルールです。 規則正しい生活って、それなりの時間に寝て、睡眠をしっかりとって、早起きをすることです。 夏バテの元でもある睡眠不足になるほど、夜更かしをするべきではありません。
それなら、その要因を取り上げると夏休み前に宣言しました。
結果、スマホを守るため(?)に毎日頑張って宿題に取り組む姿が見られます。
交換条件に宿題をさせるってどうなのか
宿題って本来「して当たり前」で、「宿題しないと~するから」というのはおかしいのでは?と考えるお母さんもいます。
でも、わたし達も人間ですから、いつも子どもに怒ってばかりな状態は疲れませんか?
また、当たり前のこと(今回は宿題ですが)がなかなかできないって、わたし達も経験ありますよね。
親子で険悪にならないように、ユーモアを交えながら会話をすることは中学生になると益々必要だと思うんです。 わたしの子どもは男の子で、口数が多いタイプではありません。
でも、夏休み前に必ず「夏休み、どうする?」という話を振るようにしています。
こういったコミュニケーションをとることで、話しやすい家族関係を築いておくのも思春期の子どもを育てる1つの手法です。
宿題を通じてコミュニケーションをとるのだから、一石二鳥。
交換条件でしっかり宿題をするのなら、それはとても素直な子どもだと思いますよ。
中学生の夏休みの宿題を早く終わらせるために親ができることは?
中学生の宿題は、それなりに難度の高いものが出てきます。
長い夏休みの間に、1学期の総復習をしながら学習を進めることが理想的ですよね。
もし、躓(つまづ)きがあるのなら、総復習のための問題集や参考書を購入してあげるのも良いと思います。
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また、勉強方法がまだよくわかっていない子どももいると思います。
そういう子どもには、勉強方法が具体的に書かれている読み物を購入してあげると2学期からの成績upに繋がりますよ。
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図書館を利用する
家にいるとつい、テレビ、スマホ、漫画、と誘惑に負けてしまう子どもが多いと思います。
そこで、わたしは涼しく静かな環境での宿題を子ども達に勧めています。
地域の図書館は、無料で調べものをするのにもちょうど良い場所です。 家にいるように、あれこれ気を取られることもありません。
また、雑音がない分集中して取り組むことができます。
わたしが住む地域では、図書館に行くと同級生が誰かいる、というくらい利用している学生が多いです。
一緒に宿題に取り組むこともあるようですよ。
家で集中できないタイプの子どもには、環境を変えて、なおかつ絶対に宿題をしないといけない場所である図書館での学習を勧めてみてください。
中学生の夏休みの宿題を早く終わらせるために親ができることは?
中学生の子どもの宿題のために親ができることって何でしょうか。
考えた結果、やはり声がけや環境作りしかないかな、と思いました。
規則正しい生活習慣を身に着けるには、まず早寝早起きですよね。
Bird Alarm Clock ダークブラウン
こんなかわいい目覚まし時計があれば、テンションが上がって目覚めが良いかもしれないですよ。
声を録音できるタイプの目覚まし時計も、面白いと思います。
安易な方法に思えますが、自分で起きるってなかなかできないですよね。 そういうところから、夏休みに習慣がつけば良いことだと思います。
お母さんの負担も減りますよね。
午前中、暑くなる前に宿題をするにはまず、早起きです。
頑張ってみましょう。
自由研究や感想文や工作を1日で終わらせる方法は?親の手伝い方
中学生の宿題での自由研究は小学校と違って、テーマが決まっていたりします。
例えば、うちの子どもなら「歴史の何かを調べる」という宿題がありました。
テーマが決まっている研究に対しては、図鑑やそれについての本を購入しました。
今後も使えるし、これで興味が出たら得意科目になるかもしれませんからね。
この図鑑は親子で楽しめ、子どもも進んで読んでいたのですごくお勧めですよ!
工作の宿題は減って、こんな風に何かについて自分なりに調べる宿題が出されます。
子どもが何を書けばよいか悩んでいたら、一緒にテーマを考えてあげたり、ヒントになる本を与えてあげましょう。
まとめ
中学生といっても、1年生なんかはまだまだ小学生気分が抜けない子どもも多いです。 その割には、反抗的だったり接し方が難しい部分も出てきて、いろいろ悩むお母さんがたくさんいます。
わたしもそんな母親の一人です。
一緒に考えたり、集中できる場所を教えてあげることも夏休みの宿題を早く終わらせる方法になります。
宿題なんて早く終わらせて、楽しい予定をたくさん一緒にたてるのも良いですよね。
なりた ゆう香 元私立中高一貫校教員。中学生男児3人の母親です。 三男(平成18年生まれ)が、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群・学習障害・感覚過敏)と診断されている息子含め三人兄弟を育児中。 元教員、現在ボランティアで塾に行けない子の為の自宅塾の講師。
自分の経験が少しでも役立てば、と思いママライターとして情報を発信しています。