バレンタインの季節。女性にとっては、好きな人にチョコレートを渡す大切なイベントです。
ほとんどの人は、バレンタイン当日に直接渡すことが多いですが、遠距離恋愛をしている人にとっては、直接渡すというのはなかなか難しいですよね。
そんな時は、宅急便を利用してチョコレートを送ると便利ですが、中身を崩さずに無事に届けられるかどうか心配な方も多いと思います。
そこで今回は、バレンタインのチョコレートをクール宅急便で送る方法について、以下の3つの内容を中心にご紹介していきたいと思います。
- チョコレートをクール宅急便で送る方法と料金は?
- バレンタイン当日に届くために、いつまでに手続きをしたらいい?
- チョコレートの梱包方法と注意することはある?
はじめに、クール宅急便についてご紹介します。
宅配便でのクール便のサービスはいくつかありますが、ここではヤマト運輸の「クール宅急便」を例にあげていきたいと思います。
ヤマト運輸のクール宅急便を利用する場合、送るサイズによって料金が異なってきます。
また、自分の家から相手の家までの距離が遠ければ遠いほど、料金が高くなる傾向がありますので、事前にしっかりとチェックをしておきましょう。
まずサイズについてですが、「60サイズ、80サイズ、100サイズ、120サイズ」の4種類があります。
一番小さい60サイズは、「タテ、ヨコ、高さの合計が60cm以内で、重さが2kgまで」となっています。
今回はチョコレートを送るので、60サイズでOKです。
次に料金についてですが、送る場所で料金に差がありますので、ここでは参考料金として見ていただけたらと思います。
<クール宅急便の60サイズで送る場合の例>
いくつか料金の例をあげてみましたが、配送料の目安としては1000円~2000円くらいかかると思っておけばいいでしょう。
また、クール宅急便の発送方法については、2つの方法があります。
1つは「直接お店に持ち込む方法」で、もう1つは「セールスドライバーに集荷依頼をする方法」があります。
コンビニでもヤマトの荷物を受け付けていますが、通常の宅急便のみの扱いとなっています。
クール宅急便は受け付けできないので注意しておきましょう。
チョコレートをバレンタイン当日に送るなら何日前までに日時指定するべき?
次にご紹介するのは、日時指定で送る方法についてです。
チョコレートを送るなら、やっぱりバレンタイン当日に届くようにしたいですよね。
でも、手作りチョコとなると日持ちも短いので、あまり早く発送手続きしてしまうのも心配だと思います。
クール宅急便の日時指定で発送する場合ですが、以下の決まりがあります。
- 翌日配達地域への発送は、発送日から3日先の日まで日時指定が可能
- 翌々日配達地域への発送は、発送日から4日先の日まで日時指定が可能
つまり、届いてほしい日の「前日から3日前」の間に発送手続きをするのが良いでしょう。
例えば、バレンタイン当日に届いてほしいなら、2月11日~13日頃を目安に発送の手続きをしておけばいいですね。
ただし、バレンタイン当日の配達は混雑しやすいので、状況によっては配達日が1日ズレこんでしまったり、指定時間帯に届けられない可能性があります。
念のため、発送する時にお店の人に混雑状況などを確認しておくことが良いと思います。
なおヤマト運輸では、クール宅急便扱いの宅配物は、保存期間が3日間となっています。
指定日配達をしたとしても、受け取る相手側の都合で、その日に受け取りができなかったということもあるかもしれません。
もし、3日以内に相手が再配達の手続きをしないと、送った人に返品となってしまいますので、注意が必要です。
できれば事前に、受け取る相手側の都合を聞いておき、確実に受け取れるようにしておくことをオススメします。
チョコレートの壊れにくい梱包方法は?宅急便で送るときに注意する事!
最後にご紹介するのは、チョコレートの梱包方法と発送するときの注意についてです。
せっかく心を込めて作ったチョコレートが、相手に届くまでの間に壊れたり、グチャグチャになってしまったら、とても悲しいですよね。
送る相手に喜んでもらえるように、チョコレートを送る時に覚えておきたいポイントを、分かりやすくご紹介していきたいと思います。
まずは、チョコレートが壊れないための梱包方法についてです。
梱包のポイントは「クッションを作ること」です。
チョコレートは繊細なお菓子なので、ちょっとした衝撃で壊れてしまいます。
そこで便利なのが、プチプチやエアクッションなどの緩衝材です。
このプチプチを使って梱包することで、手作りのチョコレートを安心して届けることができますので、ぜひ試してみてくださいね。
<オススメの梱包方法>
- チョコレートを入れた箱を大きめのOPP袋やビニール袋に入れる。
- プチプチを用意し、袋の上から包んでテープでとめる。
- すき間はプチプチや新聞紙などで埋めて、配送の時にチョコレートの箱がズレないようにしておく。
- 手紙を一緒に入れる場合は、水滴で濡れないように、OPP袋やジッパー付きの袋などに入れてから梱包する。
しっかりと梱包ができたら、次は発送する時の注意点を押さえておきましょう。
<発送時の注意点>
1. チョコレートはヤマトのお店に持ち込む前に、十分に予冷しておく
ヤマトのクール宅急便は、あくまで温度を保つための保冷サービスとなっています。
冷蔵タイプでの輸送は0℃~10℃の温度を保ちながら輸送してくれますが、配送時に扉の開け閉めをするため、常温の空気に触れて温度が一時的に上がることがあります。
そのため、お店にチョコレートを持っていく前には、10℃以下で6時間以上の予冷を必ずしておくようにしましょう。
2. 発送手続きの際に、「ワレモノ」、「天地無用」、「下積厳禁」の扱いにしてもらう
梱包をしっかりしていても、他の荷物の上に重ねられたり逆さまになったりすると、壊れてしまうことがあります。
できるだけ慎重に運んでもらえるように、荷物の取り扱いについてお店の方に伝えておきましょう。
⇒ 手作りチョコの日持ちする作り方や保存方法は?衛生面で注意するポイント!
まとめ
今回は、チョコレートをクール宅急便で送る方法についてご紹介しました。
バレンタインに大切なチョコレートを届けるためにも、ここでご紹介した発送方法や梱包方法を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、ラッピングや梱包する時に必要な材料などについても、余裕をもって準備しておくようにしましょう。