公開日 : 2019年5月2日 / 更新日 : 2019年5月16日
子どもが幼稚園に入園すると、
保育料やバス代など、いろいろな費用がかかってきます。
毎月、銀行から口座で保育料が引き落とされている人が多いと思いますが、
実は幼稚園に行っていない夏休み期間中も、保育料がとられていることを知っていましたか?
「夏休みで幼稚園に1日も行っていないのに、どうして?」
と、ちょっと不安に感じますが、これにはちゃんとした理由があるんですよ。
そこで、ここでは「夏休み中の保育料を支払う理由」
について、分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
夏休みの幼稚園の保育料やバス代と給食費は払うの?
まず、夏休みの保育料についてですが、
夏休み期間中でも支払いをお願いしている幼稚園がほとんどです。
ネットで調べてみると、色々な幼稚園の情報がずらーっと出てきました。
1つ1つ見てみましたが、夏休み中であっても保育料は徴収する幼稚園が9割ほどでした。
それにはちゃんと理由がありまして、
ズバリ「1年分の保育料を12回に分割して支払っているから」なんです。
保育料は、月単位で金額を支払っているというおうちが多いと思います。
だから、「その月にかかった分だけ保育料を支払っている」と勘違いしがちですが
実は1年でかかるお金を12ヶ月で割った金額を毎月支払っているんです。
私も、子どもが幼稚園に入った年少さんの時は、
「なんで夏休みも保育料がかかるんだろう?」と不思議に思い、モヤモヤしたことがありました。
だけど、1年分の保育料を12分割で支払っていると分かれば、納得がいきますよね。
しかも、少しでも親御さんたちの負担が軽くなるように、
1カ月分あたりの保育料を安くするためにも12カ月分で割っているという考えもあります。
また、バスで通園している場合や給食がある場合についても、
同じように12分割計算で、バス代や給食費の支払いをお願いしている幼稚園がほとんどです。
ぜひ覚えておきましょう。
ちなみに、私の子どもの幼稚園でも、保育料は12ヶ月の分割払いです。
だけど、バス代は1年分を一括払い、
給食費は8月だけ支払いがなく、残りの11ヶ月で分割払いするという形でした。
支払い形式については、幼稚園でも公立か私立か、また地域によっても違ってきます。
もしこれから幼稚園に入園する予定のお子さんがいる場合は、 入園前の説明会などで保育料などの支払いについて
あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
また、現在すでに幼稚園児のお子様がいらっしゃるママさんは、
通園している幼稚園に問い合わせるのが1番です。
夏休みの幼稚園の保育料はいくらかかるの?
次に、夏休み中の保育料の具体的な金額について、お話ししたいと思います。
保育料については、幼稚園によって金額にかなりの差が出てきます。
保育園のように、家庭の収入によって保育料が決まる園もあれば、一律いくらと決めている園もあります。
夏休み期間中の保育料は、他の月と変わらない金額を支払うことになります。
公立幼稚園の平均保育料は、月2万円~1万円前後だと言われています。 私立幼稚園の平均保育料は、月3万円前後だと言われています。
保育料が高い幼稚園だと、月5万円のところもあります。
夏休みの保育料は通常通りのところが多いため
上記で紹介した平均保育料くらいを徴収されると思っておいた方がいいでしょう。
ただ、幼稚園によっては、 夏休み中に何日か預かり保育をしてくれたり、
お泊まり保育など特別なイベントを行うところもあります。
その場合、いつも支払っている保育料とは別に、
追加で料金が発生する場合があるので注意しておきましょう。
ちなみに、私の子どもの幼稚園でも預かり保育がありましたが、
おやつ代込みで1時間200円を追加で支払えば利用できました。
夏休み中は、お部屋で自由に遊ぶだけでなく、
幼稚園の大きなプールで遊べる日もありましたよ!
数百円程度で利用できて、 家ではできない遊びが楽しめるなら、
親にとっても子どもにとっても嬉しいですよね。
夏休みが近づいてきたら、子どもの幼稚園は
預かり保育でお金がいくらかかるのか、チェックしてみてくださいね。
夏休みの幼稚園は休みなのに、なぜ保育料がかかるの?
夏休み中に保育料がかかる理由については、
「1年分を12分割で支払っているから」ということを、先ほどお話ししました。
ただ、理由はそれだけではなくて、他にも2つ理由があります。
まず1つが、「先生への給料」です。
幼稚園は7~8月になると、子どもたちは夏休みに入ります。
だけど、先生たちは夏休み中もイベントの準備をしたり、 研修会に出席するなど、毎日幼稚園に来て
仕事をしているので、もちろん給料をもらうことになります。
保育料の中にはそういった先生に支払う給料も含まれていますので、
夏休み中で子どもが幼稚園に行かなくても、保育料が必要になってきます。
そしてもう1つが、「イベントの準備費用」です。
先生たちは子どもたちが休みでいない間に、
これから行うイベントの準備も少しずつ進めています。
例えば、夏休みの途中で納涼祭を行う幼稚園もあり、
その準備にかかるお金として、夏休み中の保育料が使われる場合があります。
また、休み明けには運動会が始まるので、その準備にも保育料が使われています。
まとめ
夏休み中の保育料にはいろいろな理由があって、
決してムダに支払っているわけではないことが分かると、安心ですよね。
ママたちにとっては、夏休みは子どもの
お世話をする時間が多くなって、とても大変だと思います。
幼稚園で預かり保育が利用できるようなら、 時々利用してリフレッシュしつつ、
子どもとの楽しい夏の思い出もたくさん作ってくださいね。