大学を卒業できない時の連絡はどうする?内定をしている会社への伝え方

長い就職活動の末、苦労してようやくゲットした内定通知。
それなのに、大学卒業目前で留年が決まってしまい、卒業できない…。
そんな大ピンチを前にして、どうしたらいいのか途方に暮れてしまいますよね。

そこで今回は、大学を卒業できない時にどのように行動したらいいのかをまとめてみました。
入社する予定だった内定先への具体的な連絡の仕方も含めてご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。

  • 大学を卒業できない時の連絡は?内定している就職先の会社への伝え方
  • 大学を卒業できない!内定を辞退する時の連絡方法やお詫びの言葉
  • 大学を卒業できない時にやるべきことや注意すべきことを徹底解説!

大学を卒業できない時の連絡は?内定している就職先の会社への伝え方

卒業できないと決まったとき、真っ先に浮かぶのは内定している会社のことですよね。
申し訳ないし、言いづらいから、先延ばしにしたい気持ちは、ものすごくよく分かります。

でも、先延ばしにして良いことは1つもありません。
特にビジネスでよく使われる言葉にバッドニュースファーストという言葉があります。
悪いことこそ早く伝えるべき!という意味です。
ぐっと覚悟を決めて、ここは頑張りましょう!!

さて、最終的に必ず会社へ連絡するのですが、今回のケースは順番がとても大切です。
ステップ4までのフローで、順を追って説明していきます。
順番を間違ってしまうと取り返しのつかないことにもなりかねませんので、自分の気持ちを確かめながら考えてみてくださいね。

ステップ1 卒業予定年月をしっかり確認する

連絡する前に最初に確認しておきましょう。
残っている単位の種類や個数によっては半年で卒業できる場合もあります。
履修登録ミスで再留年なんてことにならないように、自分だけではなく大学の学生課など、第三者にも確認してもらうと安心ですよ。

ステップ2 入社の意思の再確認

内定している会社へのあなたの入社意思はどれくらいでしょうか?
絶対に入りたい!この会社しかない!という、熱意溢れる気持ちでしょうか?
それとも、もう1度就職活動をするなら別の会社の方がいいかな…。という、迷いのある気持ちでしょうか?

あなたの内定先の会社への気持ち次第で、会社の担当者への連絡の仕方が180度変わってきますので、ここは慎重に考えて決めてください。

ステップ3 連絡方法の相談

連絡方法のパターンは2つあります。

教授に相談する

就職活動のなかで教授の紹介等受けて内定をもらった場合は、まずその教授へ相談しましょう。
そのときも話し方の順序がありますから、気を付けてくださいね。

■お詫びする
まずは、教授にも丁重に必ずお詫びしましょう。
せっかく紹介してもらったのに、あなたが入社できなくなったために教授の顔をつぶすことにもなりかねません。
今回は自分の不注意や力不足によって申し訳なかったときちんと伝えて、誠意を見せることが大切です。

■連絡の仕方を聞く
教授を経由して連絡した方がいいのか、それとも自分が直接連絡をしていいのか、確認しましょう。

基本的に教授は、学生の味方です。
残念だ等の小言はあるかもしれませんが、きっと何かしらのアドバイスを下さるはずです。

キャリアセンターへ相談する

紹介等ではなく、あなたが自力で内定をもらった場合は、まず大学の就職課やキャリアセンターへ相談しましょう。
もちろん最終的な連絡は自分ですることになるのですが、キャリアセンターの担当者は就職活動のプロです。
どんな風に連絡すべきか、的確なアドバイスを下さるはずですよ。
今後すぐに次年度の就職活動をする場合、あわせて今後のことも相談すると良いですね。

内定先の担当者へ連絡する

いよいよ担当者の方へ連絡しましょう。
連絡手段については、基本的には電話です。
ただ、もしステップ3でもらったアドバイスで教授が先に連絡をする、先にメールで都合のいい時間を聞く等言われた場合は、そのアドバイスに従ってください。

また、担当者へ連絡するときにも、いくつかポイントがあります。
お詫びの連絡だからこそ、失礼があってはさらに火に油を注ぐようなもの。
最低限のマナーはおさえておきましょう!

低姿勢を崩さない

企業にとっても、内定者はこれからの会社を担う戦力として採用している貴重な人材です。
さらに、採用活動にもたくさんの費用も労力もかかっているということを今一度よく理解した上で、連絡しましょう。
仮に相手が気を遣って冗談を言って和ませてくれたとしても、こちらからくだけた雰囲気を出すのは×!
最後まで低姿勢を心がけましょう。

理由は正直に話す

取り繕いたくなる気持ちはわかりますが、ここでウソをつくと余計に厄介なことになりかねません。
お詫びの言葉とともに留年してしまった理由は正直に話しましょう。

担当者への電話の仕方

まず、電話をかけます。
必ずしも担当者が席にいるとは限りません。
もし不在だった場合、折り返しは頼まないのがマナーです。
こちらからのご連絡なので、改めますとお伝えしましょう。
それでも相手が折り返すと言ってくれた場合にだけお願いするようにしましょう。

トークスクリプトとしてはこんなイメージです。

あなた「○○大学○年の山田太郎(あなたの名前)と申します。202×年入社で内定をいただいているのですが、その件でご担当の△様はいらっしゃいますでしょうか?」

相手「あいにく△は席を外しております。こちらからおかけ直し致しますので、ご連絡先をお伺いできますでしょうか。」

あなた「折り返しいただくのも恐縮ですので、こちらからまた改めます。何時頃でしたらご在席でしょうか?」

相手「本日終日外出となっておりますので、差支えなければやはりこちらから改めますが、いかがでしょうか?」

あなた「では、お願いできますでしょうか?電話番号は090-1111-1111です。」

相手「承知いたしました。その旨△に申し伝えます。」

イメージできたでしょうか?
これから社会人になってからも電話をかける機会はたくさんありますので、失礼のない対応を心がけましょう。

入社の意思表示をする

極々稀にですが、会社によっては卒業時期まで入社を待ってくれる会社もあるようです。
中小企業や特殊な専門職だと特に人手不足ですので、可能性はあるかもしれません。
ただ、あくまでもレアケースですので、期待は持ちすぎないようにしてくださいね。

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その場合、もちろん最初はお詫びを伝えます。
そして、その次に卒業時期を改めて伝えて、入社させてもらえないか、またはもう一度採用試験を受けさせてもらえないかと交渉してみるのはありかもしれません。
でも、直接的に1年待ってくれ!と具体的に言うよりも、どうしても御社で働きたい!どうにか入社試験をもう一度受けたいというように伝えた方がベター。
あなたの意思を伝えた上で、相手から提案してもらう形を取ってもらうと印象が悪くなりにくいです。

ただ先ほどもお伝えした通り、ノーと言われる会社がほとんどです。
もし断られたら、残念ながら甘んじて受け入れましょう。
きっと他にもあなたに合う会社は見つかりますので、切り替えて就職活動をしましょう!

大学を卒業できない!内定を辞退する時の連絡方法やお詫びの言葉

いざ連絡しようと思っても、何て言ったらいいのか見当もつかない…。
そんな人もいるかもしれません。
そうですよね。
内容が内容なだけに言葉もなかなか浮かんできにくいですよね。

イメージしやすいようにいくつかお詫びの言葉の例をこれからご紹介しますね。
ただ、これはあくまでも例です。
自分の言葉で伝えることが一番大切ですので、自分に置き換えてよく考えてから連絡してくださいね。

お詫びの例文1

実は、この春卒業予定でおりましたが、卒業することが出来なくなってしまいました。
せっかく内定をいただいたのに、本当に申し訳ございません。
卒業論文を一度提出したものの論証が足りないと教授から指摘を受け、再提出すべく取り組んでいたのですが、どうしても間に合わず、単位として認められませんでした。
私の努力不足により、ご迷惑をおかけすることとなり、本当に申し訳ございません。

お詫びの例文2

突然のご連絡で本当に申し訳ないのですが、必修の経済学の単位を落としてしまい、御社への入社が出来なくなってしまいました。
私の至らなさゆえに入社直前のこの時期にご迷惑をおかけすることとなり、本当に申し訳ございません。
気になる連絡した時の担当者の反応ですが、相手次第なので何とも言い難いところです。
でも、多くの場合は「残念ですが、仕方がないですね」と言ってもらえることがほとんどで、罵声を浴びせられたり、直接訪問を要求されたりすることは少ないのではないでしょうか。

大学を卒業できない時にやるべきことや注意すべきことを徹底解説!

内定先への連絡以外にやるべきことや注意すべきことはまだあります。
いくつか具体的な例を挙げてご紹介しますので、自分に当てはめて考えてみてくださいね。

そもそも本当に卒業できないのか?

そもそも本当に卒業する手段はないのかをもう1度検討してみましょう!
卒業目前だったということは、きっと足りない単位はあと僅かということでしょう。
成績発表よりも前なら、まだ間に合うかもしれません。

具体的な方法

自分でもきっとシラバスなどで調べたとは思いますが、他にももしかしたら方法があるかもしれません。
その授業の担当教授や学生課へ相談してみてください。

例えば、こんなケースで実際に認められた人もいるそうですよ。

  • 資格試験に合格することによって、単位として認定される
  • 追試の合格によって、単位取得ができる
  • 追加のレポートの提出によって単位取得ができる

いつ卒業にするのか決める

留年が免れられないと分かった場合、次に大切なのはいつ卒業できるのか、です。
必要な単位が少ないなら、半期つまり半年だけでの卒業が出来ることもあります。
もし、半期で卒業できる場合、いつ卒業にするのかも考えましょう。
というのも、日本の企業は4月入社が一般的なので、秋卒業の場合は半年間ブランクが空いてしまうことも。
自分の志望企業によっては、3月卒業の方が望ましいケースもあるので、就職支援課やキャリアセンターなどで相談して慎重に決めましょう。

時間の有効活用

取得する単位が少なければ、当然授業のコマ数も周りの学生に比べて圧倒的に少ないはずです。
つまり、時間がたっぷりあるんです。
その間、ただただボーッとして過ごすのではもったいない!
学生生活を人よりも長くもらえた贅沢な時間ととらえて有効活用しましょう!
有効な時間の使い道には、こんなものがあります。

短期留学をする

海外に行くと自分の世界が大きく広がりますよね。
時間があることですし、海外の大学へ留学して学んでみるのはどうでしょうか?
その場でしか学べないこと、見られないもの、出会えない人。
現地に行ったからこそ得られるものは、たくさんあるはずです。

語学力をつける

私の周りにも社会人になってから英会話の勉強を始めた人がたくさんいます。
でも、これはなかなか大変なこと。
社会人なので、当然昼間は仕事で、夜仕事を終えてからスクールに行くんです。
でも、毎日必ず定時で帰れる仕事って実はあんまりなくて、コンスタントに通い続けるのが難しいんですよね。
その点、時間のある今がチャンス!
さらに学生だと割引特典のあるスクールも多いので、お得に通えちゃいます。

資格を取る

資格の勉強をするのもおススメです。
特に将来的な仕事に直接関係するようなものだと就職活動のときのアピールポイントにもできますよね。

  • 宅建
  • 簿記
  • 秘書検定
  • ITパスポート
  • 行政書士、司法書士などなど。

資格試験合格が難関であればあるほど、資格1つで就職できるものもあるくらいです。
時間があって、若くて記憶力も抜群な今こそ、勉強にはもってこいですね!

就職活動をする

今の内定を辞退する場合や内定の取り消しがされた場合、もう一度就職活動をしなくてはなりません。一度経験しているので、流れはきっと分かっているはずです。
もう新年度の就職活動はスタートしていますので、すぐにあなたも始めましょう!

面接の対策をする

新卒採用であることには変わりませんので、留年したことが必ずしもマイナスになるとは限りません。
毎回必ず留年のことを触れられるとは限りませんが、聞かれたときにはきちんと受け答えできるようにしておきましょう。
答え方によってはプラスになることもありますよ!

まとめ

今回は、留年する場合の対処法についてご紹介しました。
参考になる情報はあったでしょうか?

留年が決まった今、ショックで何も手につかない気分かもしれませんが、遠回りしたからこそ見える世界もあるかもしれません。
留年した1年をどんな風に過ごすかによって、かえって得るものが多いこともあります。
落ち込みすぎず、今後どうするべきかを早めに決断し、行動していくことが大切ですよね。

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