日本の夏は高温多湿で、ジメジメするし、汗をかきやすいですよね。8~12ヵ月の月齢の赤ちゃんがいるママには、この真夏にどんな服装をさせたらいいか悩んでいる人もいると思います。
赤ちゃんは、新陳代謝が良く、体温調整が未熟なため汗をかきやすいのです。汗のかき過ぎによるあせもも心配ですよね。
また、冷房の効いた室内でお腹を冷やしたり、風邪を引いたりしないかも気になります。
今回は、
- 真夏の赤ちゃんのコーディネートはどんなのがおすすめ?
- 真夏の赤ちゃんには肌着は必要?
- あせもにならない服装のおすすめは?
- お腹を冷やさないコーディネートは?
というママの疑問にお答えします!
真夏のハイハイ時期の赤ちゃんの服装はどんなコーディネートが良い?
気温が高く、湿度も高い夏が今年もやってきます。
寝返りやお座りができるようになり、ハイハイを始めた8~12ヵ月の赤ちゃんはどんな服装が良いのでしょうか?
真夏におすすめの肌着はどんなタイプ?
8~12ヵ月の赤ちゃんの服のサイズは、70~80cmです。
これまで寝ていた赤ちゃんもだんだん動きが出てくるので、新生児の短肌着やコンビ肌着だと、ひもを結んだり、スナップを留めたりするのが大変になってきます。
肌着は、「ボディスーツ」や「ボディ肌着」と言われる股の下にスナップがあるタイプがおすすめです。
このボディ肌着には、頭から被るタイプ、前をスナップで留めるタイプがあり、袖も半袖、長袖、ノースリーブとあり、季節によって使い分けられます。
真夏は、半袖とノースリーブタイプを揃えておけば、気温に合わせて選べますよ!
真夏のコーディネートのおすすめは?
8~12ヵ月になると、これまで着ていたつなぎタイプの服装から、セパレートタイプの上下別になった服装も楽しめます!
これらの服装の特徴とおすすめのポイントをご紹介します!
つなぎ、カバーオール、ロンパースなど上下つながったタイプ
赤ちゃんらしい上下つながったタイプは、お腹の冷えを防いでくれるので室内で過ごすときにおすすめです。
真夏は、半袖やノースリーブで、裾も半ズボンのタイプだと過ごしやすいですよ。
脚が出てしまい、ハイハイの時に痛そうなら、レッグウォーマーをしてあげると安心です!
上下分かれたセパレートタイプ
お出かけの時など、おしゃれの幅も広がるセパレートのタイプもこの月齢頃から着せることができます!
Tシャツ+短パン、Tシャツ+スパッツ、Tシャツ+スカートなど過ごす場所によって選ぶといいですね。
肌着と重ね着をするので、暑くならないように薄手の生地を選んであげるのがおすすめです!
真夏の赤ちゃんの肌着は着せない方が良いの?あせも対策まとめ
赤ちゃんは汗をかきやすく、暑がりなので大人の服装よりも1枚少なくとよく聞きますが、真夏に1枚減らすとなると、
肌着はどうするの?
暑いからあせもが心配、肌着は着せなくてもいいの?
と悩んでしまうママも多いはず。
でも、肌着は汗を吸い取ってくれる役目があるので着せるほうが赤ちゃんにとっても真夏を快適に過ごせるのです。
また、肌着を着せないと肌に残った汗が冷えて、体を冷やしてしまうこともあるので、風邪を引かせないためにも肌着は着せましょう。
肌着を選ぶ時のポイント
綿(コットン)
綿100%がおすすめです。
綿は吸湿性や通気性に優れているので、新陳代謝が活発な赤ちゃんに適しています。
綿の糸の太さや織り方によって、いろいろな種類がありますが、真夏におすすめなのは、ガーゼ、天竺(てんじく)、フライスです。それぞれの特徴を見てみましょう。
ガーゼ
通気性が良く、吸汗性に優れている。サラッとした肌触りです。
天竺
薄手でサラッとした、Tシャツにも使われる。薄いので通気性が良い。
フライス
伸縮性が高く、ソフトな肌触り。季節を問わず、肌着として使われる。吸湿性や通気性に優れている。
あせもができる原因は?
あせもはお肌の炎症です。大量に汗をかいて、それを放置すると、汗に含まれる塩分やほこりが汗の通り道をふさぎ、汗が詰まってしまいます。そして、お肌が炎症を起こし、あせもができるのです。
真夏に汗をかいたときに、汗を吸湿してくれる肌着を着用することであせもを防ぐ効果もあるのです。
あせもを防ぐためにできること。
涼しく過ごす
あせもを作らないために、汗をかきすぎないようにすることも大切です。
おうちの中では肌着だけで過ごし、あせもを予防しましょう。
汗をかいたままにしない
汗をかいたままにするとあせもができる原因にもなるので、汗をかいたら拭きとってあげたり、たくさん汗をかいたりしたらお着替えするのも良いでしょう。
汗取り用のパッドを利用するのもおすすめです。
パッドを背中と肌着の間に入れておけば、汗をかいたらパッドを取って交換するだけで、寝ているときやお出かけですぐにお着替えできないときにも便利です。他にもベビーカーに取り付けるものや、お布団に敷くものもあるのでシーンによって使い分けても良いですね。
真夏のハイハイ時期の赤ちゃんの服装はどうする?冷房対策まとめ
真夏の暑さであせもができるのも心配ですが、室内で冷房が効きすぎていると赤ちゃんが冷えて、お腹を冷やしたり、風邪を引いたりしないかも心配ですよね。
真夏の室温は26℃~28℃に設定するのが良いと言われています。
でも、まだ話すことのできない赤ちゃんの暑い、寒いを判断するのはママでも難しいですよね。
そんな時に、赤ちゃんが暑がっているのか、寒がっているのかを判断するポイントがあります。
それは、背中を触って確認すること。
赤ちゃんの背中を触って汗ばんでいたら、暑がっているということなので、服を1枚脱がせて調整してあげます。
逆に、背中を触って冷たいときは、赤ちゃんが寒がっていることなので1枚重ね着してあげましょう。
真夏は、汗をかいたり、冷房で冷えたりするので薄着の服を着せて調整しましょう。
赤ちゃんがお腹を冷やさないための服装のポイント
薄手のカーディガンを着せる
お出かけの時など、外はとても暑いのに、室内に入ると冷房が効いていて冷えすぎてしまうのを防ぐために、薄手のカーディガンを持っていると安心です。
寝るときはロンパース
夜寝るときには、上下つながったタイプのロンパースでお腹を守ってあげましょう。寝ているときに、よく動いてタオルケットをかけていない赤ちゃんも安心です。薄手のスリーパーを着せて、冷房が直撃するのを防ぐこともできます。
レッグウォーマーを持ち歩く
短いズボンやスカートを着せたときに、冷房で脚が冷えすぎるのを防いでくれるレッグウォーマー。
脱ぎ着が簡単にできて荷物にもならないのでバッグに1つ入れておくと安心です。
ハイハイの膝あてにも使え、お散歩で日焼けが気になるときにも使えます。UVカットできるものもあるので夏は薄手のUVカットできるものを選ぶのもおすすめです。
ブランケットも便利
真夏もブランケットは活躍します。ガーゼでできた薄いものが1枚あれば、商業施設でベビーカーや抱っこ紐で移動するときにかけてあげることができますよ。
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⇒ 真夏の赤ちゃんの外出はいつ?お散歩は抱っこ紐とベビーカーどっちがいい?
まとめ
真夏に赤ちゃんにあせもを作らせず、風邪を引かせないようにとママは心配事が多いですよね。
体温調整が未熟な赤ちゃんは、薄手の肌着や服で調整できるようにしてあげるのが良いですね。
また、赤ちゃんの顔色を見たり、背中を触ったりと、赤ちゃんの様子を気にかけてあげるのも大切です。
そして、暑い時にはこまめに水分補給をしてあげたり、涼しいところで休んだりすることや、室温を寒くなりすぎないよう調節したりと周りの温度の変化に気をつけることも忘れずに!
こちらの記事を参考に、赤ちゃんが快適に過ごせる服装をして、暑い夏を乗り切りましょう!