七夕と言えば、織姫様と彦星様ですよね?
みなさんは織姫様と彦星様は実は結婚しているということをご存知ですか?
「恋人同士」というイメージがなぜか根づいてしまい、
織姫様と彦星様が結婚している事実を知らないという方が多いのです。
今回は、織姫様と彦星様の結婚のなれそめや子供がいるのかについて調べていきたいと思います。
織姫と彦星は、恋人じゃなかった?どんななれそめで結婚したの?
まずは、どのようにして織姫様と彦星様が
出会ったのかを書いて行きたいと思います。
『昔々、天の国に織物がとても上手な織姫という女性と、
働き者の牛飼いの彦星という男性がいました。
織姫も彦星も2人ともに、働き者なので
天の神様(織姫の父)から「感心だな」と気に入られていました。
天の神様は、年ごろになった織姫に
お婿さんを迎えてあげようと、彦星を会わせることにしました。
2人は初めて会った日から惹かれあい、結婚することにしたのです。
ですが、新婚生活はとても楽しく、仕事を忘れて遊んでばかりいました。
まったく仕事をしなくなった2人に天の神様は、激怒し2人を引き離してしまいます。』
このように、織姫様と彦星様のなれそめは「お見合い」のようだったと考えられます。
織姫様のお父さんにあたる天の神様が、セッティングして彦星様を会わせたということですね。
織姫と彦星は、離婚ではなくて、別居しているということ?
上記でもお話ししたように、織姫様と彦星様は結婚していて、夫婦なのです。
離婚はしていません。
結婚したとたんに、織姫様と彦星様が仕事をしなくなって
しまったので、天の神様が天の川を隔てて2人を引き離したのです。
結果、「別居」になります。
天の神様からすれば、自分で織姫様に彦星様を会わせておいて、
引き離すということは、2人はよっぽど怠けていたのでしょう。
天の神様は苦渋の選択をしたと思います。
2人が離れ離れになって毎日泣いていたとされているので、
年に1度再開が許されたのが「七夕の日」です。
この「年に1度だけ」というのも、夫婦なのになんかかわいそうだな
…と思いますが、天の神様の愛情なのかなと思います。
「2人共、しっかりしーやー!!!!」っという感じでしょうか?
ラブラブな2人を別居させるという行為は、その人のとらえ方にもよりますが、
私は、よっぽど2人がだらしなくなって、2人を更生させるための行為ではないかなと思いました。
でも何年も年に1度だけの再開ですからね…(笑)
そろそろ…とは思いますが、物語なので多めにみてください(笑)
夫婦ってことは、子供もいるの?
織姫様と彦星様が結婚して夫婦なので
「子供っているの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
織姫様と彦星様に子供がいるのか調べてみました。
結果…子供がいました!!!
年に1度しか会えないとはいえ、織姫様と彦星様には子供がいたのです。
織姫様のこと座(ヴェガ)は、こと座を含む
三角形の星並びとひし形の星並びが目印になっています。
中国では、織姫様と一緒に三角形を作る2つの星を「織姫様の子供」
と呼んでいるようで、つまり織姫様と彦星様には2人の子供がいるということになります。
かなり衝撃的ですね(笑)
そして、中国だけではなく後に日本でも、同じ見方で
『織姫が天から降りてきたときに、漁夫に羽衣を隠され、妻となって2人の子供を産む』
という話が残っているそうですよ。
なかなか織姫様と彦星様に子供がいる事実を聞かされる
ことが無いため、この記事を読んだ方は、かなり驚くことでしょう。
私も調べていて「は?はぁぁぁぁ?」って思いました。
織姫様と彦星様の話は知っているようで、知らないことが多いのかもしれませんね。
まとめ
今回は織姫と彦星、実は結婚していたってホント?夫婦なの?について調べて行きました。
私が小さい頃に聞いた話しとは違って、知らない事実がたくさんありましたね。
織姫様と彦星様が結婚して夫婦であることや、
別居していること、また子供が2人いることなど、どれも衝撃的な内容でした。
織姫様と彦星様のように、何年たってもラブラブでいるということはすばらしいことです。
亭主元気で留守がいいというように、離れて暮らす方がうまくいくんでしょうか?(笑)
今年も七夕がやってきます。
今回読んだことを覚えて、七夕を過ごすといつもよりも見方が違ってくるかもしれませんね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。