2019年6月16日
お子さんや親戚が小学校に通っている方にとって、とても重大なイベント「運動会」
基本的には丸1日の長丁場であるため、楽しみな反面、不安も多いですよね。
雨は大丈夫か、気温は大丈夫か、良い場所で見られるだろうか・・・と心配は絶えないものですが、今回はそんな運動会をより快適にするグッズを紹介させていただきます。
近年、小学校の運動会で高確率で見られるパラソルやテントの類。 使用に関しては、モラルや学校の規則を重視しなければいけないアイテムですが、
許可されている場合、上手に使用すれば観戦の楽しさを劇的に向上させてくれるものでもあります。
こういった日除けアイテムの中でも、今回はテントの仲間であるタープにフォーカスしてお話させていただきます。
小学校の運動会でタープは非常識?迷惑にならない種類を選ぶには?
ここ数年、小学校の運動会事情は大きく変化しており、
昔はほとんど見かけなかったパラソルやテント・タープといった日除けアイテムの使用が一般的となってきています。
パラソルはなんとなく市民権を得てきている雰囲気がありますが、テントについてはまだハードルが高い部分が多いですよね。
では、タープはどうでしょうか。
そもそもタープというのは、簡単に言うとパラソルとテントの中間のようなポジションで、テントほど完全に空間を確立していないものになります。 テントは小型の簡易的な家とも言えるほど個室感が高いですが、タープは屋外でちょっと区別された空間を作るといった程度の感覚です。
テントは前後左右上下が外と隔てられますが、タープは取り外し可能な横幕がある程度のことが多く、屋根のみのものが多いようです。
パラソルよりやや大袈裟な印象を受けるタープですが、こちらも最近、運動会での使用がよく見られるようになりました。
しかし、このタープの使用が物議を醸していることが多いのも事実です。
周りの迷惑を考えず設置して、他の観覧者の邪魔になっていたり、不公平なレベルでスペースを取っていたりと、
困った行為が多かったため「タープの使用は非常識だ」と認識される背景になったと言われています。
ただ、学校側が許可している場合もありますし、一定のルールさえ守っていれば、大きく常識を逸脱することはないでしょう。
マナーを守り、正しく使っていれば非常識と咎められるほどのものではないと言えます。
そこで、学校が禁止しておらず、ルールやマナーを守ることを前提に、運動会にオススメのタープを3点ご紹介させていただきます!
3位:タープテント 2.5m サイドシート2枚セット ワンタッチタープテント
一見頼りない見た目にも感じますが、強度が高く、収納や組み立ても簡単なタープ。サイドシートと呼ばれる幕がついているので、壁として区切りが欲しいときにも便利です。
2位:ワンタッチテントタープ 2.5m×2.5m M-3277 クイックシェード250UV
紫外線カット率が高く、本体の高さ調節も簡単で扱いやすいタープです。軸が細いのに丈夫で、組み立ても簡単。
1位:クイックキャンプ QUICKCAMP ワンタッチタープ 2.5m QC-TP250
ワンタッチ設営はもちろんのこと、見た目にも圧迫感の少ないデザインでポップな印象なので運動会でも大袈裟になりすぎないところが魅力です。4人程度の使用なら余裕をもって入れるちょうど良いサイズ感です。
取り外し可能なサイドシート付きで便利。
このように、サイズ展開や価格も様々なので、家族構成や参加人数、誰が組み立てるのかなどを考えて上手に家庭に合ったタープを選びたいですね。
小学校の運動会でタープは非常識?迷惑にならない設置方法や使い方は?
運動会でのタープ利用が非常識かそうでないかは、使い方やルールにも大きく左右されるとお話しましたが、
では実際使用するとなったときに、周りに迷惑をかけない設置方法や使い方はどういったものなのかについてお伝え致します。
まず、最も重視していただきたいのが、学校から定められているルールです。
多くの場合、テントやタープの使用は、設置しても良いとされているエリアが決められています。
グラウンドの中でも端の方だったり、競技の場所から離れている場所だったりと学校によって様々ですが、
決められたエリアを厳守して設置しましょう。
次に気に留めて置きたいのが、タープの大きさです。
運動会にはたくさんの保護者や来賓の方が参加されるので、自分の家庭ばかりが広範囲を占領することはご法度です。
明確な基準は設けられていないことが多いですが、不必要に大きいタープは張らず、必要十分なスペースに収まるようタープのサイズを選定しましょう。
タープは、ある程度高さがあり、横幕なども使用する場合はどうしても周りに圧迫感を与えがちです。
他者の視界を遮っていない場所かどうかなどを慎重に見極めてから設置することが大切です。
小学校の運動会でタープテントは非常識?迷惑にならない種類や使い方は?
前の章でも述べましたが、迷惑にならない種類・迷惑にならない使い方という観点では、
サイズの選定が重要なポイントとなります。
おおよその目安ですが、4人家族であれば一辺が200センチから250センチのものが最適と言えます。
200×200のものは、周りへの圧迫感や仰々しさも少なく、パラソルの延長のような感覚で設置できますよ。
ただ、荷物が多かったり、赤ちゃんや小さなお子さんも参加したりする場合は、
もう少し余裕があった方が安心ですので、250×250程度のものがおすすめです。
それ以上の人数で使用する際にも、上記を目安に、あまり大袈裟にスペースを取らないような工夫をしましょう。
また、多くのタープにサイドシートと呼ばれる横幕が付属しているのですが、
こちらも便利な反面、空間を隔てるアイテムのため、使い方によっては他の参加者の視界を邪魔することになりかねません。
使用の際には、周りの状況をよく確認してから、邪魔にならないようなら取り付けましょう。
左右後ろ全てを横幕で覆ってしまうのは、周りへの圧力も高まりますし、孤立した雰囲気も出てしまいますので、
できれば1枚~2枚までの使用に留めておくのが賢明です。
こじんまりとしたタイプですと、こちらもおススメです。
⇒ 小学校の運動会用パラソルのおススメは?日焼け対策や暑さ対策まとめ
まとめ
このように、色々と制約の多いタープですが、上手に使えば運動会をより楽しいものに変えることができます。
運動会シーズンは、日によっては危険な暑さになる日も多く、熱中症や日焼けなど様々なリスクがあるのも事実なので、
日除けアイテムをうまく利用して、運動会を素敵な思い出にできると良いですよね。
せっかく楽しみにしていた運動会が、ネガティブな思い出にならないように、マナーとモラルを持って臨みましょう。