夏休みになると子供はとってもワクワクしますが、共働きのお母さん、お父さんはとても困ってしまいます。
その多くは、子供の学校が休みなので子供の預け先をどうするかで悩んでしまいます。
小学生低学年にもなれば自分のことは自分でできるし…と思っていますがやはり大事な子供なので、安全なところに預けたいですよね?
今回は、小学生低学年の子供がいる共働きのお母さん、お父さんに向けて、学校が夏休みで長期休みに入ってしまった場合、どこに預ければ良いのか書いて行きたいと思います。
参考にしていただけたら幸いです!!
小学生低学年の夏休み共働きでも実家に頼れない!預け先はどうする?
子供が夏休みに入ると、親が共働きの場合、お母さんやお父さんの実家に預けるという家庭も多くありますが、「実家が遠い」などの理由で預けられない場合もあります。
このように夏休み中に子供の預け先に悩んでいるお母さん、お父さんたちに公立学童・民間学童・児童クラブの提案をしていきたいと思います。
参考にしてみてください!!
【公立学童】
公立学童とは、地方の自治体が税金で建設し民間に業務を委託している学童を言います。
公立学童のメリット
- 税金で運営されているため費用が安く済む(無料~1万円前後)
- 児童館や学校などの施設を利用できる
- 近くの公立学校のスケジュールに対応しているところが多い(運動会の翌日の代休など)
- 自治体によっては勉強以外にもワークショップや工作教室を開催しているところがある
- 小学生の友達と遊べる
公立学童のデメリット
- 運営時間が夜6時くらいまで(最長7時のところもある)で比較的早い
- 個別フォローがなしなので学習習慣が身につかない
- 40人くらいを2人で見ているため目が行き届かない場合がある
- 他の習い事で抜けることができない
このように公立学童は、税金で管理されているため費用は安く済むのが1番魅力的です。
また、近くの公立の学校のスケジュールに合わせてくれるところがほとんどなので、利用しやすい点も助かるのではないでしょうか?
デメリットとしては、個人のフォローが無いので自分の自由なことをして良い分、勉強がおろそかになってしまうケースも多いんだとか…。
やっぱり友達がいれば遊んでしまいますよね(笑)
小学生低学年くらいだと、宿題よりも友達がいれば友達とばかり遊んでしまうケースが非常に多いようです…。
また、公立学童の終わる時間が比較的早めなので、仕事が終わる時間でも間に合うのであれば料金が安いので公立学童の方が良いのではないのかなと思います。
公立学童がおすすめな方は、
- 公立小学校に通っている
- 夜6時くらいまで迎えに来れる
- 宿題は家庭で見ることができる
- 料金を安く抑えたい
です。
【児童クラブ】
正式には放課後児童健全育成事業と言い、児童福祉法第6条の規定に基づき、小学生の子供に対し、授業終了後に児童館等を利用して適切な遊びおよび生活を提供し、健全な育成を図るものとされています。
市町村が運営しているところが多く、民間も運営しているところもあります。
児童クラブは、保護者が就労のため留守であること、児童の家庭に看護が必要な病人がいること、求職中のため常に保護者が外出していること、出産や災害復旧などの条件にクリアしないと利用することができないケースが多いので事前に調べておきましょう。
児童クラブのメリット
- 夏休みなどの長期期間中にはイベントがある
- 安全保険に加入できる
- おやつがある
児童クラブのデメリット
- 料金が高いまたはばらつきがある(夏休み料金が発生するところが多く月2万円以上になる可能性がある)
児童クラブは料金にばらつきがあり、○○円くらいだと断言できません。
夏休み中は夏休み料金があるので、通常よりも高くついてしまうでしょう。
ですが、比較的安心して預けることができると思います。
詳しくは近くの児童クラブに問い合わせてみてください。
児童クラブがおすすめな方は
- 児童クラブが近くにある
- 仲良しな友達が児童クラブにいる
【民間学童】
民間学童は、会社や学校法人が運営している施設で、最近では塾などの習い事でも学童を運営しているところも多くあります。
許認可制ではないので、「学童」と名乗って色々な会社が運営しています。
民間学童のメリット
- 夜9時くらいまで預かってくれるところが多い
- 有料で送迎してくれるところがある
- 施設自体は大きくないが子供が快適に過ごせる
- 1人1人に目が行き届く
- 宿題のフォローがある
- 教育や習い事を提供しているところがある
- 夕食のサービスがあるところがある
- 他の習い事などで一旦抜けることが可能
- 私立や国立の小学校のスケジュールに対応しているところが多い
民間学童のデメリット
- 料金が高い(週5で5万円~10万円)
- 民間学童は施設によって営業時間やスタッフの質がピンからキリまでなので事前にしっかり確認することが必要
- 民間学童は人数が決まっているところが多いので早めに情報収集が必要
学問に力を入れている家庭でしたら、民間学童がおすすめです。
公立学童とは違い、宿題をしっかり見てもらえますし1人1人の子供のフォローがしっかりしています。
また夜遅くまで運営しているため、仕事が遅くなってしまうお母さん・お父さんにも民間学童が良いと思います。
デメリットとしては、料金が非常に高いこと、また施設によってサービスやスタッフの質が全然違うことです。
慎重に調べる必要が出てきます。
民間学童がおすすめな方は
- 仕事時間が長い、夜遅くになってしまう
- 国立小学校や私立小学校に通っている
- 学問に力を入れたい
- 子供が集団行動が苦手
です。
小学生低学年の夏休み共働きの子の預け先は?学童の1日の過ごし方は?
夏休みの公立学童と民間学童の1日はどのような過ごし方をするのでしょうか?
大まかな1日の過ごし方を紹介していきいたいと思います。
【公立学童】
公立学童の場合は、40人に2人のほどのスタッフなので1人1人に目が行き渡らないことが多いです。
基本公立学童は、自主勉強+遊びなので、小学生低学年の子供の場合ほとんどの時間を遊びで過ごすことが多いと思います。
仲がいい友達がいれば、余計に遊びが楽しいでしょうね。
お昼は弁当を食べてお昼寝があるところもあります。
基本自由な感じなので、 8:00 自主勉強or遊び ↓ 12:00 お昼ご飯 ↓ 13:00 自主勉強or遊び ↓
18:00 迎え
みたいな感じだと思います。
中には、夏休みに流しそうめんなどのイベントを行うこともあります。
【民間学童】
民間学童は、1人1人に目が行き渡るため勉強を見てもらうことが可能のところが多いです。
時間も決められて行動するところが多いので、公立学童と比べると比較的きっちりしている感じです。
8:00 宿題タイム ↓ 9:00 オプションタイム(そろばん・作文・パズル・書道などなど) ↓ 12:00 お昼ご飯 ↓ 13:30 遊び ↓ 15:00 自由時間 ↓
20:00 迎え
民間学童は時間がスケジュールが決まっている場合が多いので、夏休み中のダラダラを解消できます。
自治体や会社によってスケジュールが違うので問い合わせてみるのが1番だと思います。
長期休暇の小学生の預け先はどうする?学童が休みの時の預け先まとめ
夏休み中の学童は共働きの方にとってとても便利ですし、子供を預けられるという安心感があります。
ですが、学童が休みだった場合どうすればいいのでしょうか?
「放課後子供教室」
最近学童意外で増えてきているのが「放課後子供教室」です。
学校が終わってから子供たちを見てくれるところとして人気が高く、また、数百円で利用できるので親としては嬉しいですよね?
もちろん夏休み中の長期休暇中もやっているところが多いので、事前に登録をすれば気軽に通うことができます。
放課後子供教室は、お弁当を持参しなければいけないところがほとんどなので、お弁当や飲み物を忘れずに持っていかせましょう。
「ファミリーサポートセンター」
他には「ファミリーサポートセンター」も安心して利用できる施設です。
ファミリーサポートセンターは自治体に登録すれば気軽に利用できる施設です。
きちんとした保育士が見てくれるので、安心して預けることができます。
料金は各自治体によって違いますが、私の住んでいるところのファミリーサポートセンターは3時間1500円です。
ちなみに利用時間は17時までです。
ホームヘルパー派遣事業
また自治体によってはホームヘルパー派遣事業もありますが、まだまだ浸透していないのか、行っていない自治体が多いです…。
ちなみにホームヘルパー派遣事業は1時間当たりの利用料金が高めなので毎日のように利用するのはとても大変だと思います。
他には仲の良いママ友に預けるのも有りだと思います。
さすがに週に5日も預けるのはマナー違反ですが、たまにならOKだと思います。
お互い子供がいるのであれば、気持ちもわかってくれるでしょう。
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まとめ
今回は、小学生低学年の夏休み共働き夫婦の子供はどこに預ける?預け先まとめを紹介しました。
共働きだと子供の預け先にとても困ってしまいますよね。
特に小学生低学年だとなおさら心配だと思います。
まだまだ小さいですし、「大丈夫だろうか…」と仕事が手に付かないと大変です。
今回は、1つの提案として共働きの場合の夏休みの子供の預け先について紹介しました。
「夏休み中どうしよう…」と悩んでいる共働きのお母さんやお父さん、今回紹介したことをぜひ参考にしてみてくださいね!!