公開日 : 2019年4月21日 / 更新日 : 2019年5月16日
七夕の日は、自分のなりたいものだったり、 達成したい目標などを書いたりして、
叶えたい願い事を短冊に書きます。
みんな叶えたい願い事ってたくさんありますよね?
でも、七夕に願い事を書くまではいいけれど、
「誰が願い事を叶えるんだろう…?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、七夕の願いを叶えてくれるのは誰なのか、
いくつまで願いを叶えてくれるのかなどを書いて行きたいと思います。
七夕の願い事をかなえるのは、織姫?彦星?空の神様?
七夕の願い事って、織姫様や彦星様、
または神様が叶えてくれるものだと思っている方が多いです。
ですが、願いを叶えてくれるのは
「織姫様のお父さんの『天帝』」なのです!
「初めて知った!!!」という方も多いのではないでしょうか?
天帝は、天に居て、全ての物を支配している神様です。
織姫様と彦星様は、めでたく結ばれるのですが、
仲が良すぎて仕事をほったらかしにし始めた彦星様に、天帝は激怒!
怒った天帝は、天の川を隔てて2人を引き離します。
ですが、引き裂かれてしまった織姫様と
彦星様は寂しさからか毎日泣いていました。
それを見た天帝は、少しかわいそうに思い 真面目に働けば1年に1回の
7月7日に合わせてあげることにしたのです。
このように、天帝は何でもできてしまうすごいお方なのです。
もし子供に「七夕のお願い事って誰が叶えてくれるの?」
と聞かれたら、織姫様のお父さんだよと教えてあげましょう。
また、これは補足ですが起源のもとである中国では
願いをかなえるというわけではなく
女性たちが織姫の様に機織りや裁縫が上達する様にと
願掛けをするそうです。
そして時代が進み、縫物だけでなく芸事や書道の上達も
願うようになりました。
お子さんに教える時に、さらに深堀して教えてあげるのも良いですね!
七夕の願い事は、どんな願いも叶えてくれる?いくつまで?
七夕の願い事は、天帝が叶えてくれるという
言い伝えがありますが、実際には「願掛け」に近いものがあります。
「私は○○になりたいから○○を頑張る!」
「僕は○○をしたいから成功しますように!」
など、七夕にお願い事=願掛けをします。
よく「お願い事を何個も欲張って書くと、願い事が叶わない」 と考える方も多いのですが、
願掛けなので好きなだけ短冊に書いても良いのです。
子供が書きたいだけ、願い事を書かせてもOKなのです。
そして子供たちがよく言うのが「どんな願い事でも叶えてくれるの?」という疑問です。
「願掛けだから、意味ないよ!」なんて言ってしまっては、 子供たちがかわいそうなので、そういわれた時は、
「努力すれば叶えてくれるよ!」と答えてあげましょう。
短冊に書いた願い事を達成するために、努力することはとても大切です。
努力次第で願いが叶うので、どんな願い事でも叶えてくれると言っても大丈夫です。
どんな風に願うと叶いやすいの?いつ頃短冊に書くのがベスト?
七夕の願い事を叶えやすくする方法は、 「○○になりますように」ではなく
「○○になる!」と短冊に書くことです。
「○○になる!」と書くことで、 願い事を自分自身で叶えるんだと
目標をしっかりと定めることができます。
その上で、努力していると天帝が手助けしてくれるのです。
他には、風水で割り当てられた色の短冊に願い事を書くことによって、叶いやすくなると言われています。
願い事の種類に適した短冊の色
赤…決断の色
青…冷静沈着な色
黄…金運の色
白…人間関係の色
紫or黒…名誉や地位の色
もし、「テストで100点取りたい」という願いであれば赤や紫や青、 「お友達をたくさん作りたい」という願いであれば白など、
願い事によって短冊の色を変えるのも良いです。
もし叶えたい願い事が多いのならば
笹の先に付けるのが良いでしょう(神が宿ると言われています。)
あとあちこちに多く飾るというのも手かもしれません。
また、七夕の飾り付けは前日である6日の夜に行うので、
6日の夜に間に合うように短冊に書くのが良いとされます。
あまり早く書き過ぎても、短冊が汚れてしまったり、 しわくちゃになってしまう可能性もあるので、
6日の午前中に書くのが理想的です。
まとめ
今回は、七夕の願い事は誰が叶えるのかについて書いて行きました。
七夕の願い事を叶えてくれるのは、織姫様のお父さんである「天帝」であること、
願い事は願掛けに近いことから、どんな願い事を書いても良いですし、短冊にいくつ書いても大丈夫なこと。
また、短冊の書き方として「○○になる!」と書くことで 自分自身で叶えるんだと気持ちを定められること、
短冊に書くタイミングとして6日の午前中に書くのが理想的なことを紹介しました。
子供たちの夢が叶うように、しっかりとした
七夕の願い事の方法を知り、子供たちに教えてあげましょう。