公開日 : 2019年9月28日 / 更新日 : 2019年9月25日
クリスマスに忘年会、年末決算、仕事納め。 年末って、お仕事もプライベートも、イベントがごった返し!と言わんばかりに立て込む時期ですよね。
忙しさのあまり、気づけばあっという間にもうお正月だ!という方も多いのではないでしょうか。
さらにお正月といえば、子どもたちが胸をワクワク膨らませているものがありますよね。 そう!お年玉です。 私も小さい頃は、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚のおじさんなど会う人会う人からもらえるお年玉が本当に嬉しかったものです。
せっかくあげるお年玉、ご祝儀と一緒で綺麗な新札で渡してあげたいですよね。
そこで今回は、「年末年始に新札を用意するための両替」についてこれらのことをまとめてみました。
- 年末新札に両替できる銀行は?30日に両替機は使える?
- 年末新札に両替できる銀行は?31日の大晦日に両替機は使える?
- 年末に新札の両替ができない場合にピン札を用紙する方法は?
銀行毎に両替できる枚数や手数料も少しずつ違いがありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
年末新札に両替できる銀行は?30日に両替機は使える?
ここからは、年末年始には必須になってくる、次の3つの新札情報をご紹介します。
- 銀行の年末のお休み期間
- ゆうちょでは両替できない
- 年末30日に両替機が使える時間
新札は、銀行で両替することによってゲットできます。
ただし、一般の会社と同じく、年末年始は銀行ももちろんお休みですよね。
銀行の年末年始のお休み期間
では、銀行の年末年始のお休みはいつなのでしょうか?
銀行のお休みのスケジュールは、銀行法で12月31日~1月3日+土日祝日と決まっているので、毎年どの銀行も一律です。 これを2019年~2020年の年末年始に当てはめると… 年始の1月4日がたまたま土曜日です。
なので、今年度の銀行の休業日は、12月31日~1月5日までの6日間ですね。
つまり、年末までに用意するためには、年内の銀行の最終営業日、12月30日(月)までに銀行に行ければOK。
一般の会社は、12月28日を毎年仕事納めと決めている会社が多いので、2019年は27日(金)で仕事納めの人が多いのではないでしょうか。
なので、仕事納めをしてからの30日(月)でも、十分間に合いますよ!
ゆうちょ銀行では両替できない!
ただし、ゆうちょ銀行では原則両替はできませんので、ご注意を!
そもそも都市銀行や信用金庫、農協では両替を業務として扱っているんですが、一方ゆうちょ銀行はと言うと、両替は業務対象外なんですよね。
そのため、ゆうちょ銀行には両替のための新札の用意も、基本的にはほとんどありません。
実際私も知らずに両替しに行って、窓口で局員さんに 「ごめんなさい。在庫ないです。」 と申し訳なさそうに言われて、 「いえいえ、こちらこそ申し訳ありません。」
とすごすごと退散した経験ありです。
なので、ゆうちょ銀行については、あくまでもサービスの一環として運よくその郵便局にたまたまあったら交換してもらえるという、言わば運任せ。 郵便局の局員さんのご厚意頼みになってしまうんです。
数枚なら運よく交換してもらえるかもしれませんが、何十枚何百枚といった大量のお札には対応できませんし、窓口が混雑している時には嫌厭されてしまう可能性も高いですよね。
なので、確実に新札がほしい場合には、都市銀行など両替を業務として扱っているところへ行きましょう! それでも、どうしても近くに郵便局しかない!ダメ元でチャレンジしたい!という場合には、事前に行く予定の郵便局に電話で相談してみましょう。 電話口でお札の種類と枚数も伝えた上で、そもそも両替に対応してもらえるのかどうかを、くれぐれも丁重に。
あくまでも郵便局の無償のサービスなので、できない可能性があることも理解した上でダメ元のチャレンジをしてみてくださいね。
年末30日に両替機が使える時間
新札に交換したい場合、窓口か両替機かどちらかでできます。 銀行の最終営業日の12月30日(月)も、もちろん利用できます。
両替機が使える時間は、ATMの稼働時間とは違って、窓口の営業時間とほぼ一緒、と思ってください。
ここで、両替機とATMを同じものだと思っている人が時々いるので、注意です!
ATMと両替機は、全く別物なんです。
ATMと両替機の違い
ATMは、お金を引き出ししたり、預け入れしたり、振込みしたりできる機械。
⇒普段、銀行に行ってよく使うのはATMなので、こちらはなじみ深いですよね。 両替機は、純粋にお金を両替するための機械。 ⇒こちらは使ったこともない、見たこともないという人もいるかもしれません。
多くの銀行の場合、引き出し機能もつけていないことがほとんどです。
両替機のある場所
平日15時頃に銀行に行ったことのある方ならイメージがわきやすいと思うんですが、銀行は窓口の営業時間外になると大体ATMコーナーだけを残して、支店業務を行う窓口のカウンターなんかはシャッターで閉じられちゃいますよね。
両替機も、このシャッターの中にあることがほとんどです。
つまり、両替機が使える時間は、窓口の営業時間とほぼ一緒で、ATMの稼働時間よりも圧倒的に短いんですよね。 ATMが24時間やってるから大丈夫~♪と銀行に行ってガッカリ!なんてことのないように気を付けてくださいね。 さらに、両替機は街角のATMコーナーにはありません。
あくまでも、窓口のある支店にだけあることがほとんどで、両替機を設置していない店舗もありますのでご注意を。
年末新札に両替できる銀行は?31日の大晦日に両替機は使える?
先ほどご説明した通り、31日の大晦日は銀行もお休みです。
そのため、窓口と同じく両替機も31日は終日使えません。
ただし、東京近郊にお住まいで渋谷に行ける方、なおかつみずほ銀行ユーザーは、大チャンスです!
両替機ではありませんが、みずほ銀行の渋谷中央支店のATMコーナーには、1台だけなんと「新札専用ATM」があるんです。
嬉しいことに1万円札だけでなく、千円札にも対応!
これなら、ATMの稼働時間内なら大晦日でも元旦でも、しかも手数料もかからずに新札を確実にゲット出来ます! ただし、先にお伝えした通りATMからの引き出し限定なので、みずほ銀行のキャッシュカードが必須です。 ちなみにみずほ銀行の渋谷中央支店、アクセスも良いんですよ。
ハチ公口を出て、スクランブル交差点を109方面に渡って、すぐ!です。
場所も銀行も限定なので、利用できる人がかなり限られてきちゃいますが、条件さえ合えばかなり便利に新札をゲットできるので、おススメです!
ユーザー思いの素晴らしいサービスなので、今後いろんな銀行にも普及してくれることを期待!
両替の枚数と手数料はいくら?メガバンクとりそなの営業まとめ
自分の銀行の口座を持っている人だけ、1日1回のみ無料で両替というのが今の銀行のサービスのスタンダードですね。
でも、銀行によって、一度に両替できる枚数や手数料には違いがあること、知ってましたか?
そこで今回は、メガバンク3行とりそな銀行について窓口と両替機のどっちの枚数も手数料もご案内しちゃいます。 2つの銀行の口座を持っていて、どっちで両替しようか迷っている時にも、どちらがお得か参考にしてくださいね。
はじめに2点だけ先に、各銀行とも共通のご案内です。
両替利用手数料について
手数料の金額は、税込表記です。
2019年10月の消費税増税後の手数料に反映させてあります。
両替機専用カードについて
銀行では、頻繁に両替機を利用する人向けに両替機専用カードを発行しています。 ただし、事前に申し込み制で、即時発行はできません。 各銀行、発行には法人のみの発行など、所定のルールや審査があるため、必ず発行できるものでもありません。
ここでは、両替機専用カードを持っているか持っていないかで取扱い枚数も手数料も違うため、両替機についてはキャッシュカード利用時と両替機専用カード利用時と2パターン表記しています。
五千円札は両替機での新札に両替対応不可
両替機で新札に両替できるのは、一万円札と千円札のみです。
五千円札が新札でほしい場合は、窓口で両替しましょう。
三菱UFJ銀行
窓口
※三菱UFJ銀行の通帳もしくはキャッシュカードの提示が条件。持っていない場合は、550円。
※手数料無料のサービスは、1日1回限り。
両替機(キャッシュカードの場合)
※1日1回に限り無料なので、何度も繰り返し利用はできない。
両替機(両替機専用カードの場合)
※1回目のみ無料。2回目は200円
- 11枚~500枚…300円
- 501枚~1000枚…600円
※両替手数料は、両替機専用カードにチャージして利用可能。
三井住友銀行
窓口
※三井住友銀行の通帳もしくはキャッシュカードの提示が条件。持っていない場合は、330円。
※手数料無料のサービスは、1日1回限り。
- 31枚~100枚…330円
- 101枚~500枚…440円
- 501枚~1000枚…880円
両替機(キャッシュカードの場合)
※1日1回に限り無料なので、何度も繰り返し利用はできない。
両替機(両替機専用カードの場合)
1枚~500枚…無料
※1回目のみ無料。2回目は200円。
501枚~1000枚…400円
※両替手数料は、両替機専用カードにチャージして利用可能。
みずほ銀行
窓口
※みずほ銀行の通帳もしくはキャッシュカードの提示が条件。持っていない場合は、330円。
※手数料無料のサービスは、1日1回限り。
- 31枚~100枚…330円
- 101枚~500枚…440円
- 501枚~1000枚…880円
両替機(キャッシュカードの場合)
※1日1回に限り無料なので、何度も繰り返し利用はできない。
両替機(両替機専用カードの場合)
※1回目のみ無料。2回目は200円。
※両替手数料は、両替機専用カードにチャージして利用可能。
りそな銀行
窓口
※りそな銀行グループの通帳もしくはキャッシュカードの提示が条件。持っていない場合は、550円。 ※手数料無料のサービスは、1日1回限り。
※両替機の設置がない店舗では、1日1回さらに50枚まで追加で無料。
- 50枚~500枚…550円
- 501枚~1000枚…1100円
両替機(キャッシュカードの場合)
※1日1回に限り無料なので、何度も繰り返し利用はできない。
両替機(両替機専用カードの場合)
※1回目のみ無料。
- 51枚~500枚…300円
- 501枚~1000枚…600円
※両替手数料は、100円硬貨で利用可能。(お札や500円玉は不可)
両替機使用の際の注意点まとめ
どの銀行にも言えることですが、いくつか注意点をおさらいしておきます。
ポイントは1日1回に限り、手数料無料
どの銀行もサービスの基本は、自分の銀行のユーザーに1日1回だけのサービスということです。
つまり、制限枚数を超えて両替しようとしたり、枚数を数え間違って何度も両替しようとしたりすると、余分に手数料を取られちゃうんです。
例えば、一万円札を何十枚も両替することは少ないかもしれませんが、千円札ならどうでしょう? 3000円を4人の子どもにお年玉としてあげるとなると、必要な千円札の枚数は12枚! これだと既に三菱UFJ銀行の場合は、無料サービス分10枚をオーバーしちゃうんです。
2日に分けて両替するなり、ほかの銀行に行くなり考える必要がありますね!
なので、無料で両替してもらうためには、3つおさえておきましょう。
その1:銀行のキャッシュカードを必ず持っていくこと ⇒忘れてしまうと無料サービスが受けられず、1枚の両替でも手数料がかかります。
その2:何枚必要か、予め計算しておくこと
その3:千円札は制限枚数いっぱいまで両替しておくこと
⇒今回もしお年玉やお祝いとして使わなければ、普段使いすればいいだけなので、多めにゆとりを持って用意しておくと安心ですね。
せっかくの無料特典。
ここは賢く、有効活用しちゃいましょう!
両替機を使うときは、現金を手元に用意してから
多くの銀行の両替機には、引き出し機能はついていません。
そのため、両替機を利用する前に、必ず現金を手元に用意してからにしましょう。
両替機って、店舗の人がお釣り用の小銭を用意したりするし、各店舗あっても1台しかないから結構並ぶんですよね。 特に、利用時間間際の午後2時以降やお昼時は、長蛇の列!なことは、珍しくありません。 せっかく並んで順番が回ってきたのに、いざ両替しようと思ってもお金がなくて両替できずにまた並び直し…なんて勘弁してほしいですよね。 なので、手元に現金がない場合は、先にATMに行ってお金を引き出ししてから両替機を利用してくださいね。
窓口の場合でも、両替用の用紙と引き出し用の用紙と2枚必要になりますので、ご注意を!
いずれにしても、年末の銀行は窓口でも両替機でも混むこと間違いなしなので、時間にゆとりを持って銀行へ行くことを強くおススメします。
両替機ではボタン操作に気を付けて
両替機は、新札に両替するほかにお札を硬貨にしたり、硬貨をお札にしたりしますよね。
500円玉貯金をしてる人がジャラジャラ~と勢いよく硬貨を入れているのも見かけたことがあります。
なので、そのまま両替しちゃうと新札じゃなくて、シワシワのお札が出てきちゃうかもしれません。
両替機で新札に両替したいときは、「新券発行」などタッチパネルで必ず新札で発行するかどうか選択欄がありますので、選択漏れに注意してくださいね。
初めて両替機を使う場合や操作に不安がある人は、フロアの係員さんに聞くか、窓口で両替するかしましょう。
両替機は必ずあるものではない!利用時間にも注意
どこの銀行にも言えることですが、両替機はATMコーナーにはありません。
銀行の支店であっても、両替機がない支店もありますし、両替機はあってもメンテナンス中で使えないこともあります。
さらに、両替機の利用可能時間は、ATMよりも短く、ほぼ窓口の営業時間と同じです。 ここで、特にりそな銀行ユーザーは注意です。
りそな銀行の窓口の営業時間は17時ですが、両替機の利用時間は15時や16時までとしている支店が多いようです。
他の銀行も、窓口の営業時間よりも両替機の使える時間が短いこともあると頭に入れておいてくださいね。 銀行のホームページにもATMの営業時間は書いてあっても、両替機の営業時間は書いてないことがほとんどなんですよね。 ちょっと不便だなと思いますが、利用者の多いATMを優先して案内するために、両替機についてはそこまで載せきれない…ということなのかもしれませんね。
両替機の営業時間が気になる方は、行く予定の銀行の支店に電話で確認すると確実ですね。
年末に新札の両替ができない場合にピン札を用紙する方法は?
新札を確実にゲットするためには、銀行の最終営業日12月30日までに銀行へ行けば大丈夫でしたよね!
でも「もう大晦日で、明日会うんだけど…。」というあなたへ。
大晦日でも間に合う、新札ゲットの奥の手を2つご紹介します。
ただ奥の手のくせに、とっても地道で地味な作業ですので、心のご準備を(笑)
年末年始に新札を用意する方法:ATMでひたすら新札出待ち編
ボロボロの擦り切れそうなお札って、あんまり見たことないですよね。
実は銀行では、古くなったお札を順次新しいお札に交換する作業が行われているので、ATMにもランダムですが新しいお札が補充されています。
それを狙って、大目に現金を引き出しし、新札を見つける ⇒新札以外を再度預入する
⇒現金を引きだして新札を見つける。
そうです。
この地道な作業を繰り返すことで、新札に巡り合えるのを待つんです。
ただ、この奥の手のデメリットは、3つ…
千円札は、なかなか新札に出会えない
比較的流通枚数の多い千円札だと、どうしても新札の可能性が低くなってしまいます。
五千円はそもそもATMでは引き出せない
お年玉を五千円札であげようと思っているあなた。 ごめんなさい。 ATMでは千円札と一万円札しか通常引き出しができないんです。
なので、ATMでは五千円札の新札は用意できません。
手持ち資金も必要
綺麗な新札にめぐりあうためには、ある程度の枚数を引き出す必要があります。
そうなると当然、あなたの口座に手持ちの資金が入っていないと使えない手になります。
デメリットもありますが、運よくゲットできる可能性はありますので、試す価値はあるかも?
年末年始に新札を用意する方法:アイロン編
もう予想できたよ…って方も、いるかもしれません。 手持ちのお札の中で、比較的綺麗なお札を丁寧にアイロンがけしましょう。
シュッシュッと霧吹きでお札を湿らせてからアイロンがけすれば、さらに効果的。
シワがとれて、新札風に見えますよ。
2つとも、どうしても困った!という時の奥の手です。 結婚式のご祝儀の時にも使えますので、ちょっと頭の片隅にでも置いてもらえたらと思います。
確実に新札がほしい人は、ぜひ30日までに銀行へ。
⇒ 年末の給料日はいつ振り込み?月末払いは前倒し?2019年最新版
まとめ
今回は、年末年始に新札を用意するための両替についてご案内しました。
参考になる情報はあったでしょうか?
年末年始は、お休みを利用して実家に帰省するご家庭も多いですよね。 そんなときには、普段なかなか顔を会わせることのない親戚とお付き合いすることもあるのではないでしょうか。 最近では機会がぐっと減った親戚付き合いだからこそ、会ったときには失礼がないようにしたいもの。 自分の子どもへのお年玉だけでなく、差し上げるお祝いやお年玉など、新札の準備も抜かりなくしておきましょう。 予定になかった親戚に会って急にお年玉をあげる人数が増えることもあるかもしれません。
そんなときにも慌てないように、やはり新札は年末年始は特に少し多めに持っておくと安心ですね。
子どもたちにとって、可愛いポチ袋やご祝儀袋に入った、しかも折り目のない綺麗なお札をもらえる機会なんて、そうあるものではありません。 同じお金をいただくにしても、それだけでちょっと嬉しい気持ちが増しちゃいますよね。 そんな日本人らしい、相手を思う奥ゆかしさを伝えるチャンスだと思って、今年は銀行に行くところからお年玉の準備をお子さんと一緒にしてみるのもいいかもしれません。
銀行によって両替できる枚数や手数料にも違いがありますので、行く前にぜひ参考にしてみて下さいね。
ただし年末の銀行は、大混雑なこと間違いなし! 時間にゆとりを持って、出来れば午前中のうちに行くことをおススメします。
その方が間に合わないかも!って慌てることもないので、気持ちにもゆとりが出来ますよね。
そして、ご家族みなさんで、どうぞよいお年をお迎え下さい。
オリンピックイヤーの2020年も、よい年になりますように…。
-
年末の給料日はいつ振り込み?月末払いは前倒し?2019年最新版