洋ゲーが日本の漫画になる?その理由について徹底分析

img8585 ニュース

漫画やアニメは、日本が世界に誇る文化のひとつです。ナルトやワンピース、鬼滅の刃など、人気の高い作品はさまざまな言語に翻訳され、海外でもファンを増やしています。同様に、国内で人気のあるゲームや漫画がアニメ化されることも多くあります。そんな中、昨今では海外のゲーム、いわゆる洋ゲーが日本国内において漫画化されるという事象が起きています。一体どのような理由があるのでしょうか。今回は日本の漫画になった洋ゲーについて記載します。

人気ゲームがアニメ化されることは鉄板

漫画やアニメがIPビジネス化され、ゲームやグッズ、パチンコ、海外オンラインカジノでゲーム化されるのはもはや当たり前になっています。そして今ではその逆バージョンとなる日本国内で、人気の高いゲームがアニメ化されることも定番となっています。ポケモンは世界的に有名ですし、スマホゲームのパズル&ドラゴンズや任天堂の妖怪ウォッチなど、「それって元々ゲームだったの?」というような作品も多く見られます。ゲームをアニメ化することで、ゲーム業界は幅広い年齢層の新規プレイヤーの獲得や、休眠プレイヤーへの訴えをすることができます。一方、アニメ業界にとってはゲーム会社からの提供により資金が確保できる、既存のファン層を視聴者として取り込める、原作不足が続く中での救世主になり得るなど、双方の業界にとってwin-winになるビジネスモデルなのです。

洋ゲーでも漫画化?その理由とは

これに加え、最近では一部の洋ゲーを漫画にするという事象が起きています。海外のゲームを輸入し、日本で漫画化させるのです。代表作品としては、ウォッチドッグス、アサシンクリードやウィッチャーなどが挙げられます。

この流れだけ見ると、ゲーム自体を知らない日本のマーケットで漫画化させることは賢明な判断とは言い難いようにも見えます。このような形のビジネスを行う理由としては、どちらかというと海外の輸出元の意向が強い可能性が高いです。例えば「漫画やアニメで世界をリードする日本において漫画化されることで、日本からのお墨付きをもらえ、世界へ展開しやすくなる」「日本でヒットする漫画の方が世界のマーケットに受け入れられやすく、テストマーケティングとして日本で展開する過程で漫画にしている」など、国際的に受け入れられるための基準として日本市場を活用していることが考えられます。いずれにせよ、漫画、アニメ業界では日本は世界から目標とされていることは間違いありません。

漫画を経て、海外カジノでゲーム化するタイトルも登場

日本で漫画化されたあと、海外のオンラインカジノでゲーム化されるタイトルも現れるようになりました。こちらのオンラインカジノサイトでは、日本の漫画やアニメをモチーフにしたゲームを楽しむことができます。このように、海外から来たゲームは日本での漫画化だけでなく、また新たなゲームとして市場に登場し、ファンを増やしていくのです。まさに世界のファン層をターゲットとしたビジネス展開ですね。

洋ゲーもどんどん日本に参入してくる

今までの漫画、アニメ、ゲーム業界は、日本で制作され、日本でファンを獲得し、ヒットする見込みがある作品を海外へ輸出していました。今後は海外からの作品を元にしたアニメもたくさん作られていくと予想されます。日本がリードしている現状ですが、今後、より質の高い作品が海外から入ってくると、その争いはより熾烈なものとなるでしょう。視聴者やファンとしてはますます楽しみになっていきますね。これからも漫画、アニメ、ゲームから目が離せません。

Comments

Copied title and URL