子どもが生まれて保育園に通わせながら、自分もパートナーもお仕事をする、いわゆるワーキングマザーのお母さんが昔に比べてすごく増えましたよね。
また、夫婦2人のときに比べて、子どもが生まれて手狭に感じたり、今後の小学校や中学校への就学を考えたりして、子どもが小さいうちに持ち家を持つご家庭も多いですよね。
そうなると問題なのがお引っ越し。

すでに保育園や幼稚園に入園済みのわが子はどうなるんだろう?
大事なお子さんを預かってもらう保育園や幼稚園は、ママの強い味方。
心配なところですよね。

そこで今回は、引っ越しに伴う保育園や幼稚園の手続きについて、下記の3つのテーマでまとめてみました。
これからお引っ越しをする予定のある方。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 引っ越ししても同じ保育園にそのまま通うことは可能?転園するべき?
  • 市外に引っ越ししたら保育園を退園するべき?認可保育園と私立幼稚園の比較!
  • 引っ越しで保育園や幼稚園を転園する時の流れや気を付けるべきことは?

引っ越ししても同じ保育園にそのまま通うことは可能?転園するべき?

同じお引っ越しでも、旦那さんの転勤などで県外など遠くに引っ越しする人もいれば、同じ市内や近隣の市区町村にお引っ越しする人もいますよね。
遠くにお引っ越しする場合は、当然通えないので転園せざるを得ません。
でも、住み慣れた環境で暮らしたいと思って、今のお家の近くでお引っ越しをする人も多いです。
実際にわが家も同じ区内で、子どもが保育園に通っている間にお引っ越しを経験しましたし、周りにもそういうお家は結構います。
そもそも同じ市区町村内なら、問題なくそのまま通うことができますよね。
わが家も役所で住民票の変更をしてから、住所が変わった旨の変更届1枚提出しただけで、保育園の手続きは完了しました!

隣の市区町村の場合、そのまま通える?通えない?

では、近隣の市区町村にお引っ越しした場合はどうでしょう?
ちょうど市の境にお住まいだと数十メートル先は別の市なんてこともありますよね。
認可の保育園にお子さんが通っていたとして、同じ保育園にそのまま通うことができるでしょうか?
答えは、できることもあれば、できないこともある、です。
曖昧な答えで本当にごめんなさい。
というのも、お住まいの自治体次第なんです。

認可保育園は、その自治体に住んでいる人限定としているところもあれば、すでに入園済みの在園児については引っ越し後も継続で通園を認めるとしているところもあるのが現状です。
また、認可保育園はOKだけど、小規模保育園はNGなど細かく分けている自治体もあります。
継続通園可能と思っていて申請したらダメだった!なんてことにならないように、大丈夫だと思っても役所に電話で確認しておくことをおススメします。

では、なぜ自治体によってこんなに違うのか?というと、保育園は国が全体を統括運営しているものではなくて、各自治体が主導で運営管理しているものなので、ルールも自治体毎に決められるんですよね。
なので、自分としては引っ越し先も近いから今まで通り送り迎えもできるから、そのまま通わせたいと思っていたとしても、自治体のルール上NGなら残念ながら退園せざるを得ないということになります。

いつまでなら今の保育園にいられるの?

仕方がなく退園…となった場合、気になるのはいつまでなら今の保育園にいられるのか?というところですよね。
これも自治体によってよりけりで、長いところは3ヶ月くらい、短いところだとその月限り!なんてことも。
手続きを間違えて仮に1ヶ月丸々子どもの行き場がなくなる!なんてことになったら、お仕事をしているママにとっては、死活問題!
そのまま残ることができるのか、できないのか。
できないなら、いつまでならいられるのか。
入園手続きについては詳しく載っていても、転園や退園については詳しく載っていない自治体も多いです。
1つ1つ問い合わせて、疑問点を細かくつぶしていくしかありません。
住民票を移すタイミングと保育園の在園資格の期間はリンクしていきますので、スケジュール管理は綿密にしておきましょう。

市外に引っ越ししたら保育園を退園するべき?認可保育園と私立幼稚園の比較!

認可保育園については、市外に引っ越ししたら退園になる可能性があるとお伝えしましたが、子どもたちの通う先は認可保育園以外にも、幼稚園や認可外保育園など色々ありますよね。
1つ1つ考えてみましょう!

公立の幼稚園

公立の幼稚園は、認可保育園と同じように各自治体が管理しています。
そのため、そのまま通えるかどうかは、認可保育園同様、各自治体次第です。
自治体の窓口で直接確認しましょう!

私立の幼稚園

では、私立の幼稚園はどうでしょうか?
私立の幼稚園は、入園手続きから卒園まですべての手続きを各園で行うところがほとんどです。
なので、原則的にはそのまま通わせることができるでしょう。
ただ、お引っ越しして家が遠くなったことで預ける時間が変わることもあるかもしれません。
今は幼稚園でも延長して預かり保育をしてくれる園が増えてきていますが、定員数が予め決まっていて、急な増員は難しいことがほとんどです。
もし預かり時間を長くしたいと考えている場合、空きがあるのかどうか含めて園長先生に確認しましょう。

認可外の保育園

認可外の保育園も私立の幼稚園同様、申し込みから卒園まですべて各園で行っているので、園としてはそのまま通わせることができるでしょう。
ただし、認可外保育園については2つ注意することがあります。

補助金の申請

1つ目は、補助金の申請についてです。
認可に空きがなく認可外に通っている場合、自治体から保育料の補助が出ることが多いですよね。
元々かなり高額な認可外の保育料。
補助が出ることによって、認可の園に通わせるのと差がほとんどないところも多いとか。
お引っ越ししたことによって、補助金の申請先が今の自治体から転居先の自治体に変更になります。
申請漏れで補助が受けられなくなっては、家計に大打撃。
お引っ越し手続きと並行して、今の自治体には補助金終了の手続き、転居先の自治体には補助金交付の手続きを忘れずにしてくださいね。

転居先で認可保育園の申し込み

認可外保育園の在園児に補助金が出るのは、あくまでも認可に入れなかった人への救済策。
認可に空きがあれば当然補助は出ないところがほとんどです。
なので、認可外保育園に今後も通わせ、なおかつ補助金ももらい続けたい場合、転居先の自治体の認可保育園に申し込みをし、不承諾通知をもらう必要もあるかもしれません。
転居先の自治体によって手続き方法に差が出るところなので、よく確認してくださいね。

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引っ越しで保育園や幼稚園を転園する時の流れや気を付けるべきことは?

では、もし転園することが決まった場合、どんな風に手続きを進めたらいいのか、どんなことに気を付けたらいいのかも気になるところですよね。

転園手続きの流れ

■在園できる期間を確認する
⇒最初に電話で役所に確認しましょう。
○月に住所が変わったら、△月末まで在籍可能、など具体的に説明し、1ヶ月でも認識にズレがないようにご注意を!

■お引っ越しの時期を決める
⇒お引っ越し後在園できる猶予期間の確認ができたら、お引っ越し時期を決めましょう。
諸々ご都合があるとは思いますが、出来れば冬は避けることをおススメします。
というのも、認可の保育園では新年度つまり翌年の4月入園の子どもの入園申し込みを、大体11月か12月に毎年受け付けます。
同時に12月以降3月くらいまでは新規入園申し込みをストップする自治体もあります。
つまり、この期間にお引っ越しが重なってしまうと子どもの行き場がなくなってしまう危険があります。
先にお引っ越しを済ませるか、入園確定後にお引っ越しをするかいずれかがおススメです。
でもどうしてもその時期にお引っ越しせざるを得ない場合、短期間でも認可外保育園など別の預け先の確保も必要です!

■転園先の園の見学をする
⇒待機児童の多い地域だと特に自分の希望する園に必ず入園できるとは限りません。
自宅から無理なく通える範囲で複数園、見学に行きましょう。

■家族でスケジュールを共有する
⇒お引っ越しに伴って、保育園の関係だけでなく、役所での住所変更や引っ越し業者・公共料金など手続きは盛りだくさん。
わが家もそうですが、子どもの関係の手続きはお母さんがメインになって行うお家が多いですよね。
でも、お母さんだって忙しいんです。
一人で抱えてパンクする前に家族で共有しておくことをおススメします。
え?旦那さんだけでいいでしょ?と思いましたか?
具体的な手続きは旦那さんだけでいいですが、スケジュールについてはお子さんにも共有してあげてほしいなと思います。
子どもにとって、朝から夕方まで長い時間を過ごす保育園は、第二のわが家と言っても過言ではありません。
突然来週から別の保育園だよと言われても、心の整理がつかないかもしれません。
いつお引っ越しだから、今の保育園にはいつまでということを子どもにも教えておいてあげると子どもなりにお別れがしやすいのではないでしょうか。

■書類の作成、取り寄せ
⇒今の保育園を退園する手続きと新しい保育園の入園手続きを平行して進める必要があります。
恐らく退園手続き自体は、シンプルなのでさほど手はかかりません。
問題は新しい保育園の分。
一から申し込みをし直すので、お勤め先に書いてもらう就労証明書は必須です。
また、認可保育園は収入によって保育料が決定されます。
前年度の課税証明書なども必要になるケースもあります。
ただ書類の準備は早ければ早いだけいいというわけでもなく、発行して○ヶ月以内など決められているケースもあるので、入園時期から逆算して準備する必要があります。
まずは早めに入園申し込みに何が必要なのかを書類上で確認して、必要なタイミングでスムーズに準備できるようにスケジュール管理を徹底しましょう。

気を付けるべきこと5つ

■スケジュール管理
⇒何度も言うようですが、スケジュール管理の徹底が最大のカギです。
お仕事をしながら進めるのは本当に大変だと思いますが、旦那さんに任せられるところは上手に分担して、無理なく進めるようにしましょう。
チェックリスト化すると漏れがなくなるので、おススメですよ。

■預かり時間の確認
⇒保育園は同じ市内の認可園であっても、基本保育時間つまり延長保育料の発生しない時間には差があります。
例えば、こんな例です。
・A園
基本保育時間が7時~18時。
18時~20時までは、延長保育料が発生するが預けられる。
・B園
基本保育時間が7時半~18時半。
延長保育は、実施していない。

仮に7時45分に預けて、18時15分にお迎えに行く場合、どちらの園でも預ける事はできます。
ただ同じ時刻に預けていたとしても、A園では延長保育料が発生しますが、B園ではかかりません。
このように通う園によって、延長保育料がかかる園とかからない園が出てきます。
また、延長保育のサービスはあっても、事前申請で月極め利用のみで急なスポット利用はできなかったり、すでに定員でいっぱいなので月極めもスポットも利用できなかったりすることも考えられますよね。
ご家庭の働き方によって、預ける時間にはかなり開きがあるもの。
園見学の際に、働き方のニーズに合っているのか、細かく確認しておくと良いですね。

■ならし保育への対応
⇒きっと今の保育園に入園するときも経験した人が多いですよね。
保育園という環境に慣れるためのならし保育。
新しい保育園に移るときにも、当然必要になります。
ならし保育にかかる期間はその子の性格によりけりなので一概には言えませんが、数か月かかる子も中にはいるようです。
どんなに早い子でも1週間はかかることが予想されますので、職場の方にも早めに事情を説明して旦那さんと交代で遅刻や早退をして対応したり、実家のご両親の手を借りてお迎えに行ってもらったり、対応策を練っておきましょう!

■転園先の園で必要なものの準備
⇒保育園の持ち物についてのルールは園ごとに大きく違います。
大きいもので言えば、お昼寝用のお布団やシーツ、登園バッグ、制服など入園時のタイミングで用意するもの。
でも、それだけじゃなくこれから毎日通う上で、毎日の持ち物の準備も必要ですよね。
オムツや着替え、お手ふきタオルや足ふきタオル、連絡帳、などなど。
園で必ず統一するよう指示がある園もあれば、前の園で使っていたものの使いまわしでいいという園もあるでしょう。
引っ越し後も何かと忙しくなるので、時間をみつけてお引っ越し前から準備できることは進めておくと安心です。

■子どもの心のケア
⇒大人でも環境が変わるとき緊張するものですよね。
子どもにとっての社会は、お家と園だけの狭いもの。
そんな子どもにとって園が変わることは一大事。
大人よりもさらに繊細なので、転園のタイミングでお家で癇癪を起こしたり、園でお友だちとのトラブルが増えたりする可能性もあります。
お引っ越しは、言わば大人の事情。
出来るだけ子どもの気持ちに寄り添って、ストレスを発散させてあげることを意識するといいですね。

まとめ

ただお引っ越しするだけでも、荷造りと荷ほどきで大変なのに、保育園の手続きまであるとママはさらに大忙し!
でも慌てずに順序立てて綿密な計画を立てればきっと乗り切れます!
もし転園することになったとしても、子どもは順応性が高いもの。
あっという間に仲良しのお友だちをみつけてくるので、大変なのは初めだけ。
転園したことによって、小学校に上がってからも同じ保育園のお友だちがいて心強いことも。
新生活がご家族で笑顔で迎えられると良いですね。

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