公開日 : 2019年5月13日 / 更新日 : 2019年5月16日
今年も七夕の季節がやってきます。
七夕と言えば「織姫様」と「彦星様」ですよね??
織姫様と彦星様のことは知っていても、
カップルなのか夫婦なのかと聞かれればはっきりと答えられますか?
けっこうあやふやに覚えてるな…ってことありませんか?
今回は、七夕にもっと詳しくなっていただきたく、下記の様な事について書いて行きたいと思います。
- 七夕の織姫と彦星は夫婦なのか
- 七夕の織姫と彦星はどうして別れたのか
- 織姫と彦星が離れた理由
- 織姫と彦星は本当に年に1度しか会えないのか
- 七夕が雨だったらどうするのか
七夕の織姫と彦星は結婚していて夫婦だったの?
七夕と言えば「織姫様」と「彦星様」ですよね?
七夕の関連グッズなどを見れば、織姫様と彦星様を
ラブラブカップルのように書かれていることが多く見受けられます。
ですので、「織姫様と彦星様はカップル!!」だと思っている方がとても多いのです。
ですが、実際は、織姫様と彦星様はカップルではなく「夫婦」なのです。
織姫様が結婚をしても良いお年頃になったときに、
織姫様の父親である天帝が働き者の彦星様を織姫様に会わせることにしたのです。
お互い会う日までは、もちろんお互いのことはまったく知りませんでした。
ですが、織姫様と彦星様は会ったその日に、お互いが一目惚れし結婚し夫婦となりました。
「付き合って0日で結婚」という感じです!
織姫様と彦星様は付き合っている期間が無かったので、
カップルでいた日がないので、織姫様と彦星様は夫婦だと覚えておいた方が正解ですね。
七夕の織姫と彦星はどうして別れたの?離れた理由を知りたい!
織姫様の父親である天帝が、愛娘に彦星様を紹介したのは、
彦星様がとっても働き者で真面目な人だったからです。
確かに親だったら、働き者で真面目な人を自分の子供に紹介したいですよね?
ですが、結婚し夫婦になった途端に織姫様と彦星様は怠け者になってしまいます…。
あまりに結婚生活が幸せすぎて、2人とも働きもしないで遊び呆けていたのでしょう。
それを知った天帝は激怒します。
怠け者になってしまった織姫様と彦星様を天の川を隔てて引き離したのです。
「少し反省しろー!!!!」って感じなのでしょう。
ですが、天の川もかなりの距離です…。
夫婦離れて暮らすのは酷な感じもしますが、よっぽど怠けていたのか、
天帝の怒りがハンパなかったのか、引き離されてしまいます。
ちなみにこれは実際にロシアのカメラマンさんが撮影した天の川です。
実際の天の川もファンタジックで素敵ですね。
【KSK】ウユニ塩湖と天の川が奇跡のコラボ!4枚の写真が話題にhttps://t.co/ZNrcWbPhNh
ロシア人フォトグラファーが撮影した写真。私たちの視線を水面でなく、上空に向けさせるところが珍しいです。 pic.twitter.com/89XG4DGUmj
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 2, 2016
本当に年に1度しか会えないの?七夕が雨だったら?
織姫様と彦星様を引き離したのですが、
織姫様と彦星様は引き離された日から悲しすぎて毎日泣いていたそうです。
確かに、ずっと一緒にいたのにある日引き離されると悲しいですよね…。
それを見た天帝は、少しかわいそうに思ったのか、年に1度だけ会うのを許します。
その年に1度だけ会って良いとされた日が「七夕」なのです。
夫婦なのに、年に1度だけってかなり厳しい感じですよね。
天帝はかなりの頑固おやじなのかもしれません(笑)
ですが、七夕の日だからと言って、毎年晴れるとは限りません。
そこで疑問に思うのが「雨が降れば織姫様と彦星様は会えないの?」ですよね。
もし雨が降って会えないのだとしたら、かなり残酷ですよね。
そこで、七夕に雨が降った場合、織姫様と彦星様は会うことができるのかを調べてみました。
調べてみた結果…織姫様と彦星様は雨が降っても会うことができます!!!
やったー!!
七夕の日に雨が降ると、天の川の水かさが増してしまって渡ることができなく、 一見織姫様と彦星様は会うことができないように思えますが、 親切なカササギという鳥の群れがやってきて、
水かさが増している天の川に翼を広げて橋になってくれるのです。
そこを彦星様が渡って織姫様に会いに行くというわけです。
カササギ…なんて良い鳥なんだ…。 ニルスの不思議な旅のように乗せてくれるわけではなく、
渡らせてくれる……ってことは??
イメージがいまいち具体的にわかないため、ネットで探してみました。
そして、とても可愛らしく的確に描写されたイラストを発見しました。
「積載重量超過ぎ」という表現がなんとも適格で
なんだかかわいそうだけどきっと重力的にセーフなんだと思います。
実は天の川は「天の川銀河」と言われています。太陽系に属する銀河の一つなのです。
……しかしカササギさん、ほんとスゴイ!!
七夕の日に応援したいのは?というアンケートの結果は… 「カササギ」派が1位! というわけでカササギさんの気持ちは… え?織姫彦星までなら耐えられるけど、一緒に牛までカササギを渡ってるイラストがたまにあって、牛は600~700キロはザラにあるから積載重量超過すぎる?
…た、大変だなあ…。 pic.twitter.com/wZgEM6veHx
— すしペット (@kura_sushipet) July 10, 2018
そして、実際のカササギは、こんな鳥なのだそうです。 ハッキリした白と黒のコントラスト。 ツートンカラーがオシャレで目を引きます。
(車ではないのに、もはや乗り物的な表現をしてしまいますね)
なんでも、飛ぶ時に羽のこすれ合う音が意外と大きいらしく、 「ガシャガシャうるさい子だけど羽がキレイ」
とつぶやかれていますね。
カササギのこと調べてたら、七夕物語のことが出てきた。 7月7日に帝の命を受けたカササギがたくさん飛んできて、天の川に「カササギの橋」を作って、その橋を渡って織姫と彦星は再会できるそうです。
やるじゃん!カササギ! https://t.co/9FAdeROB68
— ジュンパイ (@kotori_jp) July 1, 2018
よく見ると、深い青を帯びたグラデーションの黒です。
とても綺麗ですが関東ではあまり見られません。
ウィキで調べてみました。
日本では北海道、新潟県、長野県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県で繁殖が記録されている。秋田県、山形県、神奈川県、福井県、兵庫県、鳥取県、島根県、宮崎県、鹿児島の各県、島嶼部では佐渡島、対馬で生息が確認されている。
カササギは鳥類のなかでも大きな脳を持っており、哺乳類以外では初めて、ミラーテストをクリアした、すなわち、鏡に映った像が(他の個体ではなく)自分であることを認識したことが確認された。日本においても、老人や子供は警戒しない一方で、若い男性など危害を与えようとするものには警戒して近寄らないという観察結果が出ている。
日本においては、「カササギ生息地」が国の天然記念物に指定されているが、絶滅を危惧する状態には無い
引用:ウィキペディア
これらをプラスアルファでまとめると、下記のことが分かりますね。
- カササギの体長は約45センチほど
- カササギはほ乳類以外でミラーテストを始めて合格した頭の良い鳥
- 老人や子供には警戒しないのに、危害を加えそうな人を見抜いて距離をとる
- 天然記念物ではあるけれど、絶滅危惧種ではない
さて、「話を七夕に雨が降ると、織姫と彦星はどうやって会えるのか」ということに話を戻しましょう。
もちろん、七夕に雨が降ってしまうと日本から天の川を見ることはできませんが、
雲の上では、織姫様と彦星様はちゃんと会うことができているということです。
よく、七夕に雨が降ると「催涙雨(さいるいう)」などとも言いますが、
実際に雨が降っても、カササギさんが彦星様をしっかりサポートしてくれているのです。
ですので、七夕に雨が降っても織姫様と彦星様はちゃんと会うことができるので、安心してください。
まとめ
今回は、七夕の織姫と彦星は、夫婦だった?離れた理由を知りたい!を紹介しました。
織姫様と彦星様が離れた理由はとても意外なものでした。
怠けたから引き離されたわけですからね(笑)
「七夕=ロマンティック」のイメージとちょっと違う感じでしたね。
また、七夕の日に雨が降ると織姫様と彦星様は会うことができないと思っていたのですが、
雨が降ってもカササギさんのサポートもあってしっかり会うことができることを知って安心しました。
今回紹介したことを頭の片隅に覚えておいて、
七夕の日に空をみると今までと違った七夕を過ごせるのではないでしょうか?