2019年6月9日
ここではレジン工作を始める前に、レジンの危険性について、ご説明します。 この記事の一番最後には、実際に症状が出た方の動画が掲載されています。 身をもって注意喚起されている、レジン作りのプロの方ですが
お子様などは動画の閲覧にご注意ください。
簡単に固まり、いろんなアレンジがしやすい便利なレジン液。 そんなお手軽で身近な素材、レジンにも絶対に気を付けてほしいポイントがあります。
それは「レジンアレルギー」です。
詳しくは、これからお伝えして行きましょう。
レジン初心者の方に!レジンの危険性とレジンアレルギー対策について。
揮発性のレジン液には、固まる前までアレルギーがあります。 もともとのアレルギー体質の人だけでなく、何ともなかった人もレジンに触れたことによって発症することがあります。 また、直接肌に触れた部分以外でも危険があります。
レジンは揮発性なので、鼻や喉といった呼吸器の粘膜などにも揮発したレジンを吸い込むことで、アレルギーを発症することがあります。
- レジンアレルギーの主な症状
- 皮膚のかゆみ、赤み、痛み
- 皮膚の水ぶくれ、腫れ
- 蕁麻疹
- 鼻炎
- 咳、喘息
- 目のかゆみなど
必ず以下の対策をするようにしてください!!
レジンアレルギーの対策方法
レジン液に触れる時には、必ずビニール手袋をする。 ⇒1枚だけだと染みこむ可能性があるので、何重かに重ねるとさらに良い。
⇒手袋の材質が耐薬品性のものだとさらに効果的。
必ず窓を全開にし、よく換気をする。 ⇒短時間だったとしても、冬場でも、必ず十分に換気することが大切!!
作業をしている人だけでなく、同じ部屋にいる人にも発症のリスクがあるので、窓を全開にすることに加え、換気扇も回しておく。
マスクとメガネをする。 ⇒揮発性なので、吸い込まないようにするために、鼻も口もマスクで覆いメガネをかける。
顔全体を覆うイメージで、ゴーグルや塗装用のマスクなどの方がさらに効果的。
長袖を着る。
⇒手袋だけでは腕に触れてしまう可能性があるため、長袖の洋服を着るようにする。
保湿クリームなどを念入りに肌に塗りこむ。
⇒皮膚の弱いところ目の周りや鼻のまわり等を保護しておく。
作業後すぐに必ず念入りに石鹸でよく手や顔を洗う。
⇒手袋やメガネなど対策をしていたとしても、必ず洗い流すことが大切。
何か異変を感じた場合は、レジンの液も持参し病院へ行く。
⇒成分も詳しく載っているため、使用したレジンの液も持参し専門医の診断を受ける。
レジンを使った作業をしていて、実際にアレルギーを発症してしまった方からのアドバイス動画です。
子どもは大人よりも、より肌が薄くデリケートです。
大切なお子さんを守るためにも、まずレジンの危険性をよく理解し、対策を万全にしてから作業するようにしてください!!
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