公開日 : 2019年11月5日 / 更新日 : 2019年11月15日
手作りチョコの日持ちする作り方や保存方法は?衛生面で注意するポイント!
遠距離の彼氏になんとかバレンタインチョコを送りたい!
特に日持ちするチョコレートは?
出来れば常温で1週間は長持ちさせたい。 チョコを溶かしてかたどりするタイプから、
焼き菓子まで、日持ちのするレシピは?
手作りでチョコレートを作るときに、何日くらい持つのかわからないと、準備や作成、包装したり配送の予定がなかなかたてられず困りますよね。
そして最終的には作らず終い(^_^;)
こんな経験はありませんか?
何日くらい持つのかがはっきりと分かれば、
予定もたてやすいですし渡すときも安心して渡せますよね!
届いたあとも日持ちすれば、たくさんプレゼントすることも出来るし喜んでくれそう。
今回はチョコレートが何日くらい日持ちするのかを解説していきたいと思うので、参考にしてお役に立ててもらえたらなと思います!
手作りチョコが日持ちする作り方は?何日位持たせることができる?
チョコレートのお菓子は難しそうなイメージがありますが、
溶かして型に流し固めるだけでも、とてもオリジナリティーが出せるし、かわいくオシャレに出来ちゃうのでオススメです!
最近では100円均一でも、ハートや円形、またディズニーなどのキャラクターの形をしたシリコンの型なども売っているので、バレンタイン前やクリスマス前はチェックしておくと良いですよ!
またシリコンの型は何度でも使えるし、
チョコレートを取り外しやすいので初心者の方にもオススメします!
最近の100円均一はホントにすごい(^_^;)
また型に流した上にナッツやドライフルーツをトッピングするだけで簡単にアレンジできるのも魅力的です!
是非オリジナルのお気に入りの組み合わせを探してみて下さい。
それもまたチョコレートの楽しみかたの1つだと思います(^-^)
溶かして流す。
トッピングする。
簡単でしょ?
とは言ったものの、 チョコレートはパティシエの人でも扱いが難しく、
その難しさとはテンパリングというチョコレートの温度調整の事なんです。
溶かして流すだけですが、その間にテンパリングという、行程があるのでそこがとても大事。
逆に言うと、そこさえ覚えてしまえば誰でも簡単に本格的な手作りチョコレートを作ることができるので、ぜひ覚えてみてください!
このテンパリングについては詳しく解説していくと、非常~に長くなってしまうので、簡単にだけ説明したいと思います。
テンパリングとは、
チョコレートが艶のある口どけの良い状態で固まるように温度を調整するプロセスです。
簡単に説明すると
- チョコレートをと溶かす。(温度を上げる)
- 冷やす。(温度を下げる。)
- 少し温める。(また少しだけ温度を上げる。)
です。
温度の目安は
・スイートチョコレート 溶かす温度→50〜55℃ 冷やす温度→ 27〜29℃
少し温める温度→31〜32℃
・ミルクチョコレート 溶かす温度→45〜50℃ 冷やす温度→26〜28℃
少し温める温度→ 29〜30℃
・ホワイトチョコレート 溶かす温度→40〜45℃ 冷やす温度→26〜27℃
少し温める温度→29℃
慣れないうちは、しっかり温度を計ってテンパリングした方が失敗が少ないので良いでしょう。
慣れてくると、見ただけで分かるようになってくるので楽しいですよ!
長くなりましたが、
日持ちのするチョコレートは、この溶かして流すチョコレートが1番日持ちします。
理由は水分がほとんど入っていないからです。
またその他にも長持ちする手作りチョコレシピもあります。
クッキーやガトーショコラ、ブラウニーなどの焼き菓子もバレンタインでは人気のお菓子ですよね(^-^)
次に長いものはチョコチップクッキーなどの焼き菓子です。 焼いて水分が飛んでいるので、腐りにくくなっています。
日持ちする期間はとても長いです。
固さもわりとしっかりとしているので、箱に詰めても配送時の壊れたりの心配もあまりないところがメリットだと思います!
同じく焼き菓子ですが、ブラウニーやガトーショコラなどは、クッキーよりも卵や生クリームなどの水分を多く含んでいる為、少しデリケートになってきます。
しっとりとしていて水分がほどよく残っているものなので、こちらは要冷蔵で日持ちも少し短めのお菓子になっています。
続いて生チョコやトリュフなども人気のチョコレートのお菓子ですよね(^-^)
レシピにもよりますが、 上のガトーショコラよりも更に、生クリームなどの水分が多く使われていて、さらに焼成していませんから、一般的に常温では保存は難しいですね。
こちらは賞味期限が短いので早めに食べてもらわないといけないかなと思います。
要するに水分量が少ない方が腐りにくく、長持ちするんです!
どのお菓子にしても、
作ったものを丁寧に保管してあげれば約1週間くらいは日持ちすると思います!
次は保存のしかたを見ていきましょう!
長持ちする手作りチョコの保存方法は?冷蔵庫や常温での保管の仕方のポイント!
次に長持ちさせるために保存方法はどうしたらより良いのか?についてです。
作る行程で作業台を綺麗にするなどはもちろん大前提です。
それ以外だと、
しっかりと空気を遮断するために密閉容器に入れ、冷蔵庫に入れる事です。
これにより、冷蔵庫に入っている他の物の臭いが移る事が防げるので、
美味しい状態をキープしつつ保管することが出来ますよ!
おいしくなくなることの1つに、
他の臭いが着くことが大きくあると私は思います。
賞味期限はまだまだあるのに、
冷蔵庫に入れておいたチョコレートを食べたら玉ねぎや魚の臭いがしたなんて本当に嫌ですよね(^_^;)
密閉容器に入れることはとても大切なポイントだと思います!(^-^)
それともうひとつ、 チョコレートは寒ければ冷蔵庫に入れなくても溶けませんが、 夏場などの気温が高い季節だとテーブルの上に置いておくだけで生チョコのように、ふにゃふにゃに柔らかくなってしまったりするので、
気温や室温が高い場合も冷蔵庫に入れてください!
チョコレートの溶けだす温度の目安は28℃。
この温度を越えると、チョコレートが溶け出してしまうので注意が必要です!
一度溶けたチョコレートが温度調整されずに再度固まるとブルームといって表面が白くなってしまいます。
これは見た目にも影響しますし、 味もガクッと落ちてしまいます。
さらにせっかくの形も崩れてしまうので、それを防ぐためにもチョコレートの温度管理は大切なのです。
チョコを手作りするときを衛生面で注意するポイントは?気を付ける事まとめ!
手作りで美味しそうな見た目に作っても、時間がたつとカビが生えてたり!?(*_*)
せっかく作るのなら衛生面もきちんと気を付けましょう。
とはいってもチョコレート単体だと保存がききますし、よっぽど雑に扱わない限り大丈夫だと思いますよ(^-^)
箱に入れたりするときには、ゴミやほこり、水滴などに注意すれば大丈夫でしょう。
それでも念には念をということであれば、使う器具を作業に取りかかる前にアルコール消毒すれば完璧です!!
手作りチョコの消費期限は?冷蔵庫と常温でそれぞれ日持ちする日数を教えて!
頑張って作ったチョコレートを安全、安心に届けるために賞味期限の目安を覚えておきましょう(^-^)
・流すタイプのチョコレートだと常温では約5日~1週間くらいは持ちます。
(もっと持たせたければ、冷蔵庫でしっかり冷やしておけば1ヶ月ほどと賞味期限は長いです。) ・シンプルなチョコチップクッキーだと密閉容器に入れ常温で1週間。
(冷蔵庫に入れる必要は無いでしょう。) ・定番のガトーショコラ、ブラウニーは常温で2~3日。
冷蔵庫で約5日~1週間。 ・人気の生チョコは常温では1日~2日。
冷蔵庫で3日~5日。
バレンタインは2月なので、常温でも涼しいですから、冷蔵庫に入れる必要もそこまで無いと思います。
ですが、冬場は逆に暖房が効いていたりする場合が多いと思うので不安があれば冷蔵庫に入れておくとより良いでしょう。
ここでひとつ大事なポイントがあります。
それはレシピ本などによく書かれている『常温』。
常温には気を付けてください!
夏と冬でも常温は相当違いますし、田舎と都会でもまた違いますよね。
人によって寒さや暑さ、ちょうどいい温度の感じかたも違いますし。
なのでチョコレートの事を考えて、少しでも良い状態を保ちたかったり、賞味期限を長くしたいなと思うようでしたら、冷蔵庫に入れておいた方がベターだと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
チョコレートを手作りするイメージがわいてきたのでは無いでしょうか?
片付けが面倒なチョコレートですが、そばにあると何かとつまんでしまう美味しいやつですのでぜひ挑戦してみてくださいね!
あとやはり、
おいしく食べるためにはなるべく早く食べることをオススメします!
おいしさをもっと保つ方法もあります。
一つ一つ個別に包装したり、シリカゲルや脱酸素材を入れたりするとよりおいしさを保つことが出来ますよ!
自家製の場合はなかなか難しいと思いますので、良い状態の時においしく食べちゃいましょう!
ライター名:きらのすけ レストラン、パティスリー、bar、カフェなどで研鑽を積み 現在はブライダル業界でパティシエとして活躍中。 根っからの職人気質ですが、一児のパパでもあるので主婦的目線も持っています。
気楽にスイーツを作れるよう、お役にたてるといいなと思うので、宜しくお願いします。