お中元は妻の実家から先に贈るのがしきたり?常識やマナーは?

お中元は、お世話になっている人に対して贈る習慣として親しまれています。

「日ごろの感謝の気持ちを伝える」目的で贈るという点では、日本のどこでも共通しています。

ただ、それ以外の点については、少しずつ違いが見られます。

中でも大きな違いの1つに、
「妻の実家と夫の実家、どちらから先にお中元を贈るべきか?」ということがあります。

これは結論から言うと、
「昔ながらの考え方や習慣をどれだけ大事にしているかによって違う」ということです。

ひと昔前までは、結婚したら妻は夫の家に入るということが常識でした。

そのため、妻の家は夫の家よりも下に見られることが多かったのです。

特に田舎の地方では、お中元は妻の実家から先に贈るという考えが普通のこととされており、それが現在にもつながっています。

その一方で、夫の実家のほうから贈るのが常識という地域や、どちらが先かこだわらないという人もいます。

最近は、昔ながらの考え方にとらわれず、柔軟に対応する人も増えています。

私の両親も、夫の両親の家に毎年お中元を贈っていますが、「どちらが先か」は互いに気にしないタイプだったので、付き合い上のトラブルは今のところ無いようです。

もし自分が結婚して、お互いに義理の両親ができたら、贈り物に関するしきたりがあるか予め確認しておくことをオススメします。

妻の実家からのお中元は何を送る?相場や贈ってはいけないものは?

次にお話しするのは、お中元に最適なギフトアイテムについてです。

贈る時期が夏なので、夏に好まれる食べ物などがとても人気です。

一方で、お中元としては好ましくない物もいくつかあります。

相手のご両親に不快な思いをさせないためにも、贈ってOKなもの、NGなものを知っておきましょう。

<オススメのお中元ギフト>

1. ドリンク

お中元の定番といえば、ジュースなどのドリンク類です。

夏の暑い日は、冷たい飲み物を飲みたくなりますし、相手のご両親にもきっと喜んでもらえますよ!

また最近は、野菜ジュースやスムージーが流行っており、ギフトとしても人気が高いです。

もしジュースをあまり飲まないということであれば、ドリップコーヒーのギフトもオススメです。

2. 食べ物

そうめん、ハム類、スイーツが、食べ物系の3大定番です。

特にそうめんや果物ゼリー、水ようかんといったものは、夏によく好まれる食べ物なのでオススメ。

また果物では、メロンやモモを贈る人が多いです。

ただし、食べ物を贈る際には、日持ちの期間に注意して贈るようにしましょう。

生菓子や果物は傷むのがとても早いです。もし不安なら、日持ちの長いものやハムなどの加工食品を選ぶと安心です。

3. 調味料

サラダ油、ドレッシング、ジャムなどの調味料も、お中元としてよく贈られています。

いくらあっても困ることはないし、食べ物のように相手の好みに左右されにくいのがメリットです。

<控えたほうがいいギフト>

1. お茶、海苔

一見、贈っても良さそうに思えますよね。

でも実は、お茶や海苔は香典返しの定番となっているので、控えるべきものとして知られています。

特に両親の年代の人は、良くないイメージを持つことが多いので、贈るのはやめるべきでしょう。

2. はさみ、包丁

物を切るアイテムもNGです。

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こういったものは、「縁を切る」といったイメージを連想させます。

3. 履物

スリッパやサンダル、靴下といった履物は、「踏みつけるもの」という意味があるのでNGです。

また、贈る人は少ないかもしれませんが、マットやカーペットなども、同様の意味でNGとなっています。

以上が、お中元に贈ってOK、NGなギフトです。

相手のご両親へのお中元選びの参考にしてみてくださいね。

ちなみに、お中元の金額の相場についてですが、一般的には「3000~5000円」くらいです。

5000円以上のものを選ぶ方もいると思いますが、高価なものは返って相手に気を使わせてしまうことがあります。

お中元選びの際は、相場の金額の範囲内で、相手が喜ぶものを選ぶようにしましょう。

お中元を妻の実家からいつ送る?7月の上旬か下旬か時期を知りたい!

妻の実家からお中元を贈る場合、贈る時期に注意が必要です。

というのも、同じ日本の中でも、北海道から沖縄までお中元を贈る時期が全く違うからです。

もし、妻の実家から先に贈る時は、夫の実家のある地域に時期を合わせるのが良いでしょう。

これからお中元を贈る時期を地域別で紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

北海道、東海、関西、中国、四国地方

7月中旬~8月15日まで

お中元を贈る期間が約1ヶ月あるので、割と余裕があると思います。

こちらの地域に住んでいる方へは、この1ヶ月の間にお中元を贈るようにしましょう。

東北、関東

7月1日~15日まで

全国の中で、最も早いです。

最近は、この期間より少し早めにギフトの手配をしている人も多く、時期が年々早まっています。

2週間しかないので、早めに準備をしておきましょう。

北陸

7月1日~15日の地域と、7月15日~8月15日までの地域がある。

北陸の中でも、新潟と石川の一部地域は、7月初旬からです。

また、石川の別の地域や富山県では7月15日からとされています。

特に石川は、同じ県の中でも地域によって時期が分かれるので、注意しておきましょう。

九州

8月1日~15日まで

贈り始める期間が、一番遅い地域です。

期間は2週間で、お盆とも重なるため、ちょっとバタバタする時期かもしれません。

忘れないように、早めに準備をしておくのがいいかもしれません。

沖縄

旧暦のお盆まで

他の地域と違い、沖縄だけはお中元の期間が毎年変わります。

沖縄では旧暦をもとにした、旧盆の期間にお中元を贈るのがしきたりとされています。

旧盆の期間は3日間しかありません。

沖縄の方に贈る時は、その年の旧盆の期間をチェックしておくことがとても大切です。

以上が、地域別のお中元の時期です。

贈る時期を間違うと、相手のご両親に失礼となってしまいますので、必ず確認をしておきましょう。

もしこの時期を過ぎてしまったら、「お中元」ではなく「残暑見舞い」としての扱いになります。

のし紙の文言が変わってきますので、気をつけてくださいね。

まとめ

お中元のやりとりを気持ちよく行うためには、地域ごとに大切にされている決まり事を守ることが、とても大切です。

また、相手の好みなどを前もって知っておけば、お中元選びがスムーズにできます。

夫や妻を介して、お互いの両親に喜んでもらえそうな物をリサーチしてみるのもいいですね。

末永く良いお付き合いを続けるためにも、お中元に関する知識をしっかり身につけておきましょう。

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